商品番号:1517049
(税込)
(税込)
【仕入担当 竹中より】
証紙などございませんが
首里手縞のお着物に間違いございません
目利きの方はお値打に
どうぞ!ご検討ください!
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【お色柄】
母から子へ、子から孫へ…
伝わってゆく、思い、願い。
おだやかな風土、豊かな自然の恵みを受ける琉球の織物。
シンプルに織りの風情をお楽しみいただきたい…
首里織、首里絣のお品。
こちらは、中でも…首里絣。
手結にて括り、織り上げる手縞(てぃーじま)の
特選紬着物となっております。
十五世紀頃から琉球王府の首都として栄えた首里。
そこでは高い身分の人々の衣装として、色・柄ともに格調高く、
美麗な織物が多数織り上げられ、首里ならではの織の技術の
隆盛を見ました。
主な織物に、 首里花織 、首里紬、 手縞(てぃーじま)、
諸取切(むるどっちり) 、両緞(道屯)織(ろーとんおり)、
花倉織りなどがあり、七種類ほどが今も現存しております。
今回ご紹介の一品は…
先染めの糸を用いた平織りの首里絣、そのうち
経緯縞(たてよこしま)の中に、かすり模様のはいった
手縞(てぃーじま)と呼ばれる織のお品。
先述した首里絣は先染めの平織組織による絣織物。
図柄は多彩な色糸の経緯縞の中に絣を配置した『手縞』、
経縞の中に絣を配置した『綾の中』、経絣と緯絣を配置した
総絣の『ムルドウッチリ』と多種ございます。
首里は現在も琉球王府の御用布案帳である「御絵図帳(みえずちょう)」の
図柄が織り継がれており、配色も、黄色地に赤、緑、藍色を用いた色緋、
藍のグラデーションなど色彩豊富。
特に、『手縞』や『綾の中』の糸使いで2色(赤と白など)の糸を
一本に撚り合わせた杢糸(ムディー)を経・緯糸の縞・格子の中に
配列しているのも織の特徴といえるでしょう。
本品はその特徴が如実にわかる織り上がり。
素材の質感豊かな、ふっくらとした紬地。
渋く落ち着いた、黒をベースに、
経緯縞に、モダンな絣がリズミカルに織り描きだされて…
雄大な琉球の自然、草木よりもたらされた染料の底知れぬ生命力。
見るものの心揺さぶる力強さと、つつみこむようなやわらかな
魅力に満ち満ちております。
お色は自然、かつシックな配色でございますので
コーディネートしやすく、ご年齢を問わず末永く
御召いただけることでしょう。
お目にとまりましたら是非。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
◆八掛の色:鶸萌黄 無地
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
---|---|
裄丈 | 63.6cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 56cm(1尺4寸8分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30.7cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.8cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
裄により胴裏交換が必要な場合がございます
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事、ご旅行 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています