商品番号:1516369
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
ふっくらした豊かな風合い…
いつの時代も流行に左右されることなく
愛されつづけてきた絞り染の風合い。
本疋田の絞り染による鹿の子の意匠が表情深い、
総絞りの付下げのご紹介でございます。
証紙などは付属しておりませんが、
絞りの目の数より60建ての本疋田をベースにした
お品かと存じ上げます。
昨今本疋田のお着物は中々ございません。
お探しの方、絞りのお着物がお好きな方は
お見逃しなきようご検討くださいませ。
【 お色柄 】
紗綾形に花を織りだした薄手の紋意匠地に、
濃褐色のみの配色で、一面の鹿の子絞りに
笹竹のシルエットがあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 絞り染(鹿の子絞り、疋田絞り)について 】
絞染の一種で、小鹿の背のまだらに似ている事から
その名で呼ばれる。布をつまんで糸できつく括り、
染液に浸して染め上げてから糸を解くと、括り箇所が
白く残り、中央が尖って立体的な表現が可能になる。
疋田絞りとも呼ばれ、布目に対して45度の方向に
鹿の子の目を全体にびっしりと隙間無く詰めて染色する。
本疋田と疋田の二種存在し、
・疋田絞り(四つ巻絞り、針絞り):綿糸で4回巻いて括る。
・本疋田絞り:絹糸で7回、根元で1回の計8回巻いて括る。
反物幅1尺(約38cm)の横1列の中に、何粒絞りの目が
存在しているかで名称が異なり、1尺に40粒あれば
40建てと呼ばれる。更に45建て、60建てとあるが、
粒の細かさが疋田絞りの価値を左右する。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:黒褐色・暈し
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ホテルランチ など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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