商品番号:1515562
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
発起は天正十五年(1587年)、
現在より430年以上も前に絹の商人として西村家を興し、
江戸時代からは博多織屋の看板を背負い、
博多織の中では最古の歴史と、並々ならぬ想いを描き…
妥協をしないモノ造りに闘気を燃やし続けた【 西村織物 】より
モダンシックな雰囲気を醸し出し、カジュアルのお着物に合わせやすい、
お仕立て上がりの博多織九寸名古屋帯をご紹介いたします。
博多織の特徴は大相撲の力士たちも好んでいたその硬さにあります。
キュッキュッと絹鳴りの音を聞かせ、締め心地良く着姿を整えてくれる博多織。
この度ご紹介致します「 千楽 」のシリーズは、
ハリを残しつつ手ごろに軽く、それでいて珍しい九寸帯に仕上げられております。
柔らかい風合いで現代の背景にも良く溶け込み、
お稽古を始めとしてお食事やお出掛けの際にピッタリな一条かと存じます。
センス溢れるお品を厳選して仕入れて参りましたぜひお見逃しなく!
【 お色柄 】
帯地は灰汁鼠色を基調に緯糸に色彩のアクセントを浮かべ、
唐草を溶け込ませた勾玉の意匠を織り描きました。
全体に統一感ある面持ちはその意匠が抜群の存在感を放ち、
個性豊かな帯姿をお楽しみ頂けます。
おしゃれ帯はたくさんございますが…
これほどの創作性をお楽しみいただけるお品は、本当に、数少ないものです。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 9月下旬~6月上旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お稽古など
◆あわせる着物 小紋、御召、紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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