商品番号:1513585
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
多くの文化人との交流の中で磨かれた審美眼。
工芸品を蒐集、研究し、そこから感じたイメージを
帯の制作に落とし込む。
お着物通の方ならばご存知の、かの【洛風林】の逸品袋帯で、
その織りを西陣の名門【桝屋高尾】が織り上げた
個性的な色使いの作品です。
こういったお色、デザインの帯は昨今
なかなかお見かけしませんので
お探しの方はどうぞお見逃し無く!
【色・柄】
シックで深みのある葡萄酒色の帯地に、
金糸とともに赤や青、黄緑色などを込めて
大きな「菊花」模様が織り成されました。
意匠化されており、季節を問わない帯として
袷の季節を通して結んで頂けます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
たれ先文字確認のため、たれの一部を解いております。
ご注文を頂きました際は、縫製を致しますので、10日程度頂戴します。
何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
【洛風林(らくふうりん)について】
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の
重鎮であった三宅清治郎の元で修行、独立後、
1954年屋号を「洛風林」 とし独自の作品作りを開始。
帯地の制作にあたっては自社で機は持たず、
洛風林同人と呼ばれる西陣等の機屋に製織を依頼する形で
帯づくりを行う。白洲正子や伊兵衛工房の高林淑子をも
魅了した、洛風林の独特の世界はこの多岐にわたる機屋や
作家に依頼することにより帯として完成されている。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.25m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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