商品番号:1513201
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
味わい深い、古典の風格…
名物裂の復元を手掛ける西陣【 あらいそ 】より
特選経錦本袋帯のご紹介です。
キモノ通の方やお茶をされている方なら
何度かご覧になったことがあることでしょう、
二つ並ぶ、「たつのおとしご」のマーク。
名物裂の復元をライフワークとする匠の織元【 あらいそ 】さんの印です。
繊細でいて力強く、そして印象にのこるその魅力…
品よく味わい深くお茶席などにもぴったりでございます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
柔らかく締め心地の良い帯地。
焦茶色を基調として
お柄には、草色や紅梅色などのお色使いで
民芸感溢れる唐花と七宝の意匠を織り上げました。
経糸でお柄を表現する経錦の技法で織り上げられた今回のお品。
その上、本袋で織られておりますので貴重な逸品でございます。
全通のお柄付の帯は、お太鼓のお柄合わせの必要がございません。
お太鼓のお柄の位置に悩まず着装可能ですので、
お着物初心者の方にもおすすめのでございます。
お茶席はもちろん、お稽古や芸術鑑賞、お出掛けなど
幅広いシーンにお役立ていただけます。
一切の妥協無く織りなされた逸品。
周囲と差のつく、着姿をお届けいたします。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 あらいそ(旧:名物裂)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1087
名物裂の復元を手掛ける。
当時の織味そのままに復元することにこだわり、
その味わいを今に表現した帯や小物、茶道具など
多岐に渡り製作。帯のタレ先にあたる箇所に
2つ並んだタツノオトシゴのマークが織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.25m
柄付け:全通柄
耳の縫製:本袋
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出掛けなど
◆あわせるお着物 訪問着、付下、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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