商品番号:1512177
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
古典風雅なフォーマル意匠…
お茶席にお召いただける特選袋帯のご紹介です。
【 お色柄 】
軽やかに柔らかな白茶と墨色の横段が織りなされた帯地。
お柄には淡い彩りで轡唐草の意匠が織り成されました。
多色使いでありながら落ち着いた気品と、
高尚に満ち溢れた格調高い帯姿をお楽しみいただけます。
富貴な唐織の味わいをほどよく控えめに、確かな織り口を保ちながら…。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートで、
素晴らしい名品をご堪能くださいませ。
高雅な気品あふれるひと品を、
どうぞお手元にてご堪能くださいませ。
【唐織について】
それは、日本の染織技術を代表する絹織物の一つで、
絹糸をあたかも刺繍のように立体的に織り上げる技法です。
その起源は遡ること約1200年前、平安装束の唐衣に用いられた、
浮織組織の技法を進化させたものが起源であると伝えられています。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
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