商品番号:1512151
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
海からの贈り物。
神話の時代より貴重な宝物である真珠。
その美しさは、かのクレオパトラも愛したといわれております。
そんな真珠を帯地に込めて…
気品に満ちた高雅な西陣帯が生まれました。
おしゃれ訪問着や付下げ、色無地などと合わせたコーディネートでお楽しみ下さいませ。
【 お色柄 】
真珠の表面を削った真珠の粉が用いられております。
和紙の上に箔を敷き、そこに、粉砕した真珠の粉を重ね作られるのです。
そうして帯に織り込まれた箔が、美しい光沢と独特の奥行きを演出し、
他にはない表情をお楽しみいただける仕上がりとなっております。
たっぷりと品良い色彩使いたっぷりに道長取に有職のムードある花菱に更紗文様、春秋吹き寄せに花鹿文などの細やかな文様を織り上げました。
そのパールの輝きは、さり気なく気品を添える印象です。
西陣の名門機屋さんの逸品です。
特別仕入れのこの機会をどうぞ、お見逃しなく!
【商品の状態】
タレ先にわずかに汚れがございますので、
B反として入荷致しました。
御仕立てすると見えない位置でございますので
ご了承の上でお値打ちにご活用下さいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹85% 金属糸風繊維15%
長さ約4.45m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.501 浅山織物謹製
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、など
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げなど
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