商品番号:1512015
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
伝統技術が連綿と受け継がれてきた京都、西陣も、
時代の流れから、残念なことに今では多くの機屋さんが制作をやめられてしまう機屋も多くなってきたとお聞きいたします...
そんな中、西陣の産地問屋さんの秘蔵のお品をご紹介致します!
今回ご紹介の一品は【白江外治】謹製のお品。
【お色柄】
美しく光る上質な帯地。
そこに、色紙の意匠を六通に渡って表現しました。
金糸の輝きがしっかりとしたお席でお背中に映えて上品な煌めきを放つ豪華な面持ち。
しっかりとした生地になめらかな手触りとしなやかさが心地よい地風です。
こちらのお品のように、洒落味と気品の感じられる意匠はなかなか少ないもの。
金銀糸も織り込んだ意匠は、上品な着姿となります。
様々なお色目のお着物にコーディネートしやすいところも嬉しいところです。
訪問着、色無地、付下げなどと合わせて素敵な後姿をお楽しみ下さいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ:4.4m
西陣織工業組合証紙No362 白江外治謹製
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、お食事、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
この商品を見た人はこんな商品も見ています