商品番号:1510929
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【仕入れ担当 吉岡より】
博多織元 岡野のブランド【千年工房】による
織りだされた、博多織による
特選紋織御召のご紹介です。
今回ご紹介の本品は、九州の各織の産地と繋がり、
大島などの技術を取り入れながら、
表情豊かに織り上げられた紋織御召に、
ほのかなボカシ染めと繊細な友禅による柄を加えた
織と染の魅力が詰まった一枚です。
シンプルな配色で帯合わせもしやすく、
カジュアルシーンにスマートな着姿をお楽しみいただける事でしょう。
【色・柄】
丁度、縞大島と御召の中間のような博多紋織地は
一面に薄っすらと花皿や独鈷の伝統柄が浮かび、
見る角度によって地紋の浮き沈みが感じられます。
地色は穏やかな利休鼠色から淡い蒸栗色へのぼかしを加え
意匠には揺らめく「雪持ち縞」を重ね染めました。
シンプルな配色とデザインで袷の季節を通じてお召し頂け、
淡めの洒落帯なら合わせて頂きやすいことでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 岡野(千年工房)について 】
1897年(明治30年)創業
博多織の織元。
現在は岡野博一が五代目社主
織元としてのプライドと技術の伝統を守りながら、
ファッション進化の基本である「新しい出会いへの冒険心」を
テーマに、創作活動を続けている。
2017年、展開中のブランドを
KIMONO Production OKANO に統合。
OKANOブランドの中のコレクション・ラインとして、
晴れの舞台を彩る佐賀錦の最高級品をそろえた「武一郎」、
職人の卓越した技を絶やさず未来へ伝える「千年工房」、
日本と世界の間、東京で進化する世界都市の風景に調和する
KIMONO「awai」の3つのコレクションを展開。
五代目社主 岡野博一
1971年、福岡県生まれ。
明治大学政治経済学部卒業後、人材コンサルティング会社設立。
26歳の時に、本家が営んでいた博多織元を買受、代表就任。
廃業寸前の現場に直面し、伝統工芸再生に使命感を持つ。
アーティストをプロデュースする株式会社風土代表、
有田焼開祖の系譜を受け継ぐ李参平窯顧問、
博多織工業組合理事長なども務める。
アーティスト小松美羽と有田焼をコーディネートし、
その作品が大英博物館に収蔵され、伝統工芸と
現代アートの融合の可能性を追求する。
欧米の伝統工芸を由来とするラグジュアリーブランドの
世界的成功事例を学び、伝統工芸の再起のヒントを得る。
博多織をルーツとするOKANOをGINZASIXなどへ出店、
世界ブランド化への起点をつくる。日本最初の禅寺、
日本最初の密教寺院の袈裟や織物アートの制作なども自ら手がける。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:薄雲鼠色(無地染、地柄あり)
ガード加工済
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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