商品番号:1507649
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
大文字屋庄兵衛として、逸品中の逸品帯を作り続ける西陣織元。
名門【大庄弥さか】さんから、こだわりの一品をご紹介します。
創作数が少ないため、大きな西陣帯専門の問屋さんでも
本当にごくわずかしかお見かけいたしません。
お仕立て上がりでのご紹介は大変希少ですので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ふっくらしなやかな地風で織り上げられた帯地。
ふんだんに箔糸が織り込まれておりますが、
お締めになる方の事を思い、本当にやわらかく、
軽く織り上げられております。
金銀や藤紫、濃紺、水色、青緑色などの緯糸や箔糸を用いて
露をまとった芒のような意匠が一面に配されました。
太細の箔糸にふわりとした緯糸を巧みに操り表現された意匠からは、
この上ない存在感が醸し出されております。
いざお太鼓を作り上げたときのなんともいえない表情は、
まさに“工芸帯”といった雰囲気を如実に感じさせてくれます。
箔糸と絹糸の導き出された偶然性、
あるいは計算され尽くした出会いが醸し出す表情豊かな風合いを、
おきもの上級者のお洒落な帯姿にお楽しみください。
帯だけが引き立つわけでなく、合わせる着物に溶け込みながら奥行きを感じさせ、
あらゆる着物を着尽してこられた着物巧者の方にもきっと喜んでいただけると思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと締め跡がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています