商品番号:1507515
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
古典の技に垣間見せる、さりげない現代の感覚。
二代・由水十久の美しき美の感性を…
素材の質感豊かな、味わい深い意匠の訪問着のご紹介でございます。
氏による紋意匠と色出しを存分にご堪能いただけるお品。
さらりとなめらかな風合いの優しさと、気品あふれる意匠美の融合を、
是非ご堪能いただきたい一品となっております。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
満ち溢れる清らかな存在感。
ふんわり、やわらかな肌触りで味わい豊かに…
落ち着いた薄縹色を基調として、
お裾とお袖にかけて暈し染めを施されたお品。
大人の女性らしい、品の良さを漂わせております。
八卦には氏の代名詞とも言える童の意匠をそっと織り込んで…
『衣通の美』と銘打たれたように、
記紀万葉に登場する歌の女神、衣通王(そとおりのきみ)
の如く衣を通して輝いて…
是非このご機会を大切に、末永くご愛顧していただける方に、
心を込めてお届けできればと願っております。
格別の着姿をお楽しみくださいませ。
【 二代 由水十久について 】
本名:由水充
本加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県指定無形文化財技術保持者
加賀友禅技術保存会会員
石川県インテリアデザイン協会会員
1952年石川県金沢市生まれ。
加賀友禅作家、初代・由水十久の次男として生をうける
多摩美術大学で日本画を専攻。
加山又造と上野泰郎の両名に指導を受ける。
大学卒業後に帰郷。
1987年に独立、加賀染振興協会に落款を登録。
父である初代が亡くなった翌年の1989年、
二代由水十久を襲名。
「うなゐ」と呼ばれる童子の意匠を得意とし、
伝統として初代より技法等の基本的要素は継承しつつ、
より進化させつつ図案や、テーマ、配色等を
全く新しく展開。
現在も初代の意思を継ぎながら、兄・由水煌人と共に
『平成の十久』として創作活動を続けている。
歌舞伎や能狂言などの伝統芸能、古事記や万葉集、
古今集、新古今集や源氏物語、伊勢物語などの
日本の古典文学、春夏秋冬の遊びや年中行事、
日本だけでなく世界の神話や、故事来歴、
西欧の古典音楽家シリーズ、オリンピックや
サッカーなどのスポーツ、時事的な話題に
取材したものなど古今東西を童子の姿に
仮託して表現された独特の作風である。
【 経歴 】
1952年 初代由水十久の次男として金沢市大野町に生まれる
1971年 石川県金沢泉丘高校卒業
1980年 多摩美術大学日本画専攻卒業
※在学中は加山又造、上野泰郎両先生に指導を受ける
東京銀座にて個展を開催、帰郷し由水塾に入門
1987年 加賀友禅作家として認定を受け落款登録、加賀振興協会に加入
1989年 「由水充工房」設立(のち「由水十久工房」と改める)
初代由水十久の一周忌法要を機に2代由水十久襲名
加賀友禅新作競技会で第一席受賞
1990年 2代目襲名記念個展開催(京都文化博物館)
1996年 伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県立美術館所蔵)
通産省指定伝統工芸士の認定を受ける
1997年 美展において特選受賞
1999年 ルクセンブルク大公殿下御夫妻、高円宮殿下御夫妻
由水十久工房ご来臨
伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県美術館所蔵)
2001年 石川県指定無形文化財
加賀友禅技術保存会会員の認定を受ける
2018年 京都・東京にて襲名三十周年記念展開催
2021年 石川県指定無形文化財
加賀友禅技術保存会会長に就く
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾35.5cm (最長裄丈約67cmまで 最長袖巾肩巾33.5cmまで)
白生地には寿光織紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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