商品番号:1505886
(税込)
【仕入担当 竹中より】
正倉院御物から組紐の組織を研究し、その組巾を帯巾まで広げることに成功した、
組帯の第一人者伊豆蔵明彦氏率いるひなや工房が創り出したお洒落な袋帯です。
ご要望の多い商品ですが、今となっては受注生産のみで、めったに市場に出回ることはございません。
リサイクルならではの一期一会ぜひお見逃しなく!
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れましたが締め跡も裏地にわずかな
おおむね美品でございます
【お色柄】
伊豆蔵明彦氏は、正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)
の組みひもの組織に見せられ、長年の研究と試行錯誤の結果、
7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を帯幅まで広げることに成功されました。
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、その作品は国内外の高い評価をうけています。
単純なバイアスの無地を帯幅まで組むのに300以上の玉数が必要で、
柄や組織によっては2400玉や9600玉など気の遠くなる玉の動きが必要となります。
新しい柄をつくるために組み機もそのつど新しいものを考案し、
機から創作すると聞けば、その職人技をお分かりいただけることでしょう。
組帯は、一見洒落帯の印象をうけますが、
伊豆蔵明彦氏によれば古来より天皇家をはじめ身分の高い方々の装飾品や細帯などのみに使われ、
フォーマルとしても締めていただけるとのことです。そこまでは、という方でしたら、
お洒落訪問着や付下げ、飛び柄の小紋などとのコーディネートでお楽しみいただけることでしょう。
今回ご紹介させていただきますのは、奈良・正倉院収蔵のいにしえの至宝からインスピレーションを受けてつくられたおしゃれな帯です。
織と組の組織にて柄をあらわしえる ひなやの世界。
シンプルな間道模様にも立体感があり綾竹組の帯締めを横一列にならべたような表情豊かな仕上がりとなっています。
そしてお太鼓には 縄文唐組の文様が浮かびあがります
その風合いはしなやかでしわにならず、
より重宝していただけることと思います。
また裏地も手織の九点紋羅がつけられ こだわりを感じさせます
ひなやでもハイグレードの部類にはいるお品
ぜひお好みがあわれればご検討ください!
絹100% 金銀糸のそく
長さ4.44
ひなや謹製
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています