商品番号:1504294
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
ヨキモノの風格、室町の問屋間でも定評の高い
「絲屋善創」より希少なひと品をご紹介致します。
手間暇かかる絽刺しによって意匠が表された逸品
通常展示会などでは大変高額で販売される作品。
この度 決算協賛品としてお値打ちでのご紹介が叶いました。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ!
【お色柄】
絽刺し。
日本独特の手芸で天平時代からの歴史をもちます。
その技法は図案を布に写し、
絽刺し用の特殊な強撚糸を上から下へ規則的に渡しながら
その図案どおりに糸で埋め尽くしていきます。
直線に刺していくことが、絽刺しの特徴で、
その直線刺しを組み合わせることによって、
曲線を生み出し、繊細な表現を可能にしております。
帯一条に込められた、繊細な西陣匠の感性と技。
やわらかな光沢が浮かぶ帯地は、趣ある黄土色。
その帯地は両面重錦で 締めていただくと
絹ずれの音がする最高の風合いです
そのキャンバスに絽刺し特有の立体感で
楓や松葉 笹葉 菊などの吹き寄せ意匠が施されております。
訪問着や付下げ、色無地、
また大島紬などのお洒落着とのコーディネートにも!
本物を知り尽くした匠ならではの
確かな織り味をご覧いただきたく思います。
末永く受け継いで行っていただくお品として…
西陣の逸品、お手元で愛でて頂ければ幸いです!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ:4.35m
絲屋善創謹製
耳の縫製:かがり縫い
前腹は片腹です(関東腹)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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