商品番号:1503032
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
まず一般には流通していないお品。
人間国宝・芹沢圭介氏の一番弟子でもいらっしゃる、
下平清人氏による型絵染の逸品を仕入れて参りました!
なかなかご紹介の叶わない未仕立てのお品、
それも夏物の一条。
大変お値打ちに仕入れることができました。
ファンの方は、どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 色柄 】
さらりと風を通す涼しげな絽縮緬地。
穏やかな緑黄色で染め上げた帯地には
糸巻きに小花のお柄が表されております。
どこか懐かしい…型絵のタッチ。
地色と意匠が繊細に溶けあうようで、またおのおのが美を主張し
唯一無二のシルエットで素敵な帯姿を作り上げます。
彩りはおきものとのコーディネートもいただきやすく、
自然の趣を、この上なく感じさせてくれることでしょう。
【 型絵染について 】
伝統的な型染とは異なるもので、
昭和31年に芹澤圭介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に
初めて使用されたものです。
その技法はまず、個性的な下絵がかかれ、絵模様が創案され型彫り、
染色にいたる工程のほとんどを一人でこなす性質のものでした。
型絵染は、伝統の工程を一層発展させ、絵画的表現を追及する創作的な型染め。
伝統的な型付けの手際の良さやできばえを誇る職人仕事とは趣が違い、
造詣力や色彩感覚がもっぱら重視されます。
こうした型絵染の創作は、生まれながらして才能に恵まれ、
絵心豊かな方でないとできえない技法なのです。
【 下平清人について 】
型絵染作家
1936年長野生まれ
19歳の年から型絵染めの第一人者、故:人間国宝
芹沢けい介(けいは金偏に圭)に師事、以後その
工房に長年仕え、その技術を学び昼夜を問わず制作に励んだ。
1968年に那須塩原に下平染色工房を開設。
【 受賞歴 】
1956年 国画会初入選 日本民芸館展初入選
1958年 国画会新人賞受賞
1962年 日本民芸館展奨励賞受賞
1965年 国画会野島賞受賞
1970年 国画会会友優作賞受賞
1972年 国画会審査員
1985年 東京・京都にて20周年 個展開催
1986年 連展厚生大臣賞受賞
1987年 富士美術賞受賞
1990年 第三文明展 第三文明賞受賞 栃木県展審査委員長
1991年 飯田市美術博物館にて個展開催
絹100%
長さ約3.6m~3.7m
お太鼓柄に色付きの六通柄
おすすめの帯芯:突起毛芯
絽縮緬地
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 麻の着物、小紋、紬など
※通気性を重視される方は、「夏綿芯」のお仕立てをお勧めいたします。
※帯芯と帯地の相性及び張りのある仕上がりを重視される方は、突起毛綿芯のお仕立てをお勧めいたします。
「夏綿芯」
★名古屋仕立て
「夏綿芯」(税込11,550円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込10,450円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
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