商品番号:1502185
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
東京友禅の第一人者、荒井照太郎作の特選名古屋帯をご紹介致します!
すでにお亡くなりになられている作家さんでございますため
今後創作されることもなく、その価値は上がる一方かと存じます。
希少な藝術品としてのおひとつを、どうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかな絹地を上品なクリーム色に染め上げ、
お柄には道長取を背景にして松模様が染あらわされています。
お手元に届きましたら、ぜひ裏面をご覧くださいませ。
裏表を見まごうほどの、染め通りの良さ。
作家さんが下絵を描き、色を選び、少しずつ描き上げていたことが心に浮かぶ…
本物の手加工品でございます。
現在では手に入れることのできない貴重なお品でございます。
東京友禅特有の透徹とした美しい佇まいを…
どうぞ心ゆくまでご堪能いただきたく思います。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 東京友禅第一人者 故・荒井照太郎 】
東京友禅に人生をささげた江戸手描き友禅師、荒井照太郎。
東京芸術近代美術館をはじめ、ベルギーのブリュッセル王立美術館、
ベルリン東洋美術館などにその作品が収蔵されており、
海外での評価も高い作家さんでございます。
東京友禅界の重鎮として数々の作品を創作されておりましたが…
惜しまれつつも、2002年94歳で他界されました。
遺された創作品というのは、本当に数少ないものです。
きっとお探しの方もいらっしゃることと思います。
すばらしい作品群は決してアートに走り過ぎることなく、
実用のお着物として着やすいデザインであり、
なおかつハッとするような洗練をたたえたお品でございます。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆あわせるお着物 付下、色無地、小紋、織りのお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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