商品番号:1500748
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
大胆に織りなされた洒落感あふれる意匠。
お色味も洗練されたカジュアル博多袋帯をご紹介いたします。
博多帯は名古屋帯でのご紹介の機会が多いのですが、
この度は基調な袋帯をお値打ちに入荷してまいりました!
【 お色柄 】
しっかりとした打ち込みの帯地は、生地はシワになりにくく、
博多帯はキュッと締めやすい帯の条件を備えた実用性の高いものです。
穏やかな白色の帯地は軽やかに。
朱色と灰桜色を中心とした小菊に笹模様を織りなしております。
ご年齢や季節も選ばない色彩と意匠構成ですので、
洒落訪問着から付下げ、色無地などと併せて
セミフォーマルなお席や芸術鑑賞など、
様々なシーンで存分にお楽しみいただきたく存じます。
帯は、博多。
しっかりとした織り口が感じさせるその独自の世界。
この機会に是非、お手元にお迎えくださいませ。
末永くご愛用いただけますれば、誠に幸いでございます。
【 博多織について 】
着物好きの方であれば一本はお持ちでございましょう、博多帯。
鎌倉時代に博多の商人が中国から技術を持ち帰ったのが始まりとか。
『締めやすく、崩れにくく、疲れない帯』として大変定評がございます。
博多織と西陣織の大きな違いは、
西陣は緯糸で柄を出すのに対して、博多は経糸で柄を出すこと。
それによって締める方向にかかる力が伝わりやすく、
締めやすく、緩みにくいのが特徴です。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%・金属糸風繊維除く
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.5mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約4.35mで仕立て上がります。
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
◆合わせるお着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、格の高い織のお着物など
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