商品番号:1499663
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
証紙などはございませんが
縞大島に汕頭刺繍をほどこした1枚として
仕入れています
さらりとした質感の縞大島地に染と
汕頭(スワトウ)刺繍が一面に重ねられた
ドレッシーな紬のご紹介です。
全体的に彩りは控えめながら、縞大島ならではの
着心地の良さと、刺繍による凹凸がアクセントを
そえており、芸術鑑賞やホテルランチなど
カジュアルでもややきちんと装いたいシーンに
個性を感じさせる和姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました
着用跡もほとんど見受けられない
美品でございます
寸法のあわれる方は
ぜひご検討ください
【 お色柄 】
さらりとした地風の縞大島地を
濃紺に染め上げ その身頃から裾には
友禅と唐絞りにて 幽玄にくぐもった彩で
遠山に波と桜 そして雲かすみや毘沙門亀甲の柄が
ちりばめられました
統一された彩は帯あわせもしやすく
きっと重宝していただけます
リサイクルならではの
お値打ち品! ぜひお見逃しなく!
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※カラー通し裏仕立て
身丈(背より) | 148.8cm (適応身長153.8cm~143.8cm) (3尺9寸3分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 47.2cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30.3cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35.2cm(9寸3分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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