商品番号:1498099
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【 仕入れ担当 田渕より 】
惑うような立体感…
帯の形をした芸術作品、
福絖織物(現・筑前織物)伝統工芸士・上石辰男氏による
特選袋帯のご紹介です。
第54回新作博多織展にて最高賞「内閣総理大臣賞」を受賞した
切子のお品に似た非常に美しい帯でございます。
お色味もシックで普段使いにはもってこいの
お品ではないでしょうか。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな帯地はシックな黒。
先染めの糸を用いて美しく精巧な切子ガラスの紋様をあらわしました。
博多織と言えば独鈷献上のお柄ですが、
その枠にとらわれず、非常に美しい意匠をあらわした
上石氏のセンスは卓越しております。
一段一段絶妙に高さを変えることにより、
錯覚するような美しい立体感を生み出しております。
まさに匠技。
非常に価値ある、良きお品と存じます。
ぜひお手元にてご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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