商品番号:1496342
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
丁寧な手加工による染の美匠をご堪能頂ける
京友禅訪問着をご紹介いたします。
ふうわり、気品漂う、またとない色彩美…
趣味性も感じる染め分けの構図と、
繊細な友禅の彩りに心惹かれる訪問着です。
伝統を受け継ぎつつも、
その洗練されたセンスがシックで趣味性も備えた着姿をつくりあげます。
お目に留まりましたらこの機会にご検討頂けましたら幸いです。
【色・柄】
ふっくらとシボ高いちりめんの絹地。
たっぷりと水分を含んだような重みが感じられ、
肌上でその上質をご実感いただけることでしょう。
その絹地を落ち着いた白茶色を基調に、
肩を薄藍色、お裾の藍色で染め分けて。
彩りの境目に光琳波模様を施し、
その波に沿うように四季の草花が描かれております。
そっと加えた金彩の艶感や、こだわりの構図が個性を演出する
大人向けの社交着です。
また、衿からお裾にかけて、白茶色の比翼地が縫い付けられており、
ご着用頂くと重ね衿(伊達衿)を付けて装ったように見える
洒落た一枚です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※パールトーン加工済
比翼地の色:白茶色(お裾に柄入り)
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~11月の袷頃(秋)
◆店長おすすめ着用年齢 40代~末永く
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋等
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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