商品番号:1494948
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
引き込まれる典雅な世界。
ひと目で惚れ込むその美意匠。
染めと織の先駆的クリエーター「じゅらく」の綴織の袋帯をご紹介致します。
現品限りでのご紹介ですので、お見逃しなくお願い致します!
【商品の状態】
リサイクル中古品として仕入れてまいりましたが
締め跡もほとんど見受けられず
美品としてお届けできます
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます
【お色柄】
程よいハリコシをもたせた綴れ地。
その地風は綴れとは思えないほどしなやかな仕上がりです。
濃紫味をおびた黒金から灰青への織分けの帯地には
帝王紫の糸を駆使しながら お太鼓取にて
富貴にたなびく
雲霞が幻想的に織り描かれました。
自然美をさりげなく捉えた奥深い表現は、
奥ゆかしくも高雅な魅力に満ち満ちて、
まさに、悠久の時を感じさせるかのよう…
本当に、気品あふれる仕上がりとなってございます。
お好みがあわれましたらぜひご検討ください!
【帝王紫について】
「帝王紫」という特殊なお色。
その彩りの美と希少性により古代ローマなどでは、
高貴な位に就く者しか使用することができなかったと言われております。
特殊な貝の色素(1グラムの染料を採るために2000個もの貝を必要とします)
から染め出した高貴な美しい紫の輝きをお楽しみください。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、お食事会、お茶会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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