商品番号:1494844
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【 仕入れ担当 田渕より 】
一目で心奪われる彩り、息を飲むほど細やかな糸目。
流行にとらわれることなく頑なに糸目友禅の伝統を守り、
現代の創作古典を生み出している名門の染匠、白木周生氏率いる白木染匠。
見事な手描き糸目友禅によって染め上げられた渾身の一枚を仕入れて参りました。
極上のほんものをお探しの方、どうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
さらりと肌上を滑り抜ける、弾むようにしなやかなちりめん地。
微かに艶めいて見れる淡黄色に染め上げられた絹布。
そのキャンバスには色彩の美しさが溢れてございます。
お柄には、裂取に菱繋ぎや七宝、雪華を込めて描き出して。
繊細な友禅、ぼかしの巧みさ、金彩の華やぎ…
どこをとっても妥協のない仕事ぶりがひと目で感じられる仕上がりです。
しっかりと地に冴えつつ、絶妙な調和を魅せる配色も、実に見事。
丁寧な金駒刺繍も優しい輝きを添え、
キリリとメリハリある、盛装にふさわしい表情に仕上がりました。
凝縮された意匠に、京の匠が伝統技を発揮したお品です。
結婚式やパーティ、ご挨拶に…
名門の逸品訪問着を、どうぞ末永く存分にご堪能下さいませ。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約185cm 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
白生地には伊と幸特選ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 お着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お食事会、観劇、芸術鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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