商品番号:1493901
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
優美、典雅、色彩の美…
確かな技と伝統に磨きぬかれた心、その二つがそろってこそ生まれる美の極致…
印象に深く残るすばらしい出来ばえのお品。
日本工芸会正会員である本加賀ビッグネーム、
毎田健治氏の特選訪問着を リサイクルならではの
お値打価格でお届けします
お目に留まりましたら是非ともご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
大切に保存されていたのでしょう
仕付け糸も一部ついたままの美品でございます
【お色柄】
落ち着きある淡い白緑から柳鼠に裾暈しが
ほどこされた絹布に、白残しで一面にさりげなく
さざ波模様を浮かべ
伝統の加賀五彩を用いて 連珠のような水泡に
その合間を舞う千鳥の情景が描き出されております。
本加賀の写実性に、描き出されたのは「命」…
絹を生み出した蚕の命、そして描く人もまた命の流の中に身を置く者であり、
全てのものに命が宿るように、お着物にも命が宿っております。
憧れの作家のお品をお値打ちに!
ぜひこの機会にご検討くださいませ!
【毎田健治について】
毎田健治氏は、お父さまの仁郎氏の許で修行され、30代の若さで日本工芸会の
正会員になられた実力の持ち主。木村雨山氏をはじめ、写生を基本にした
加賀友禅を確立した本道を継承されている作家、と言われております。
藍や紫、朱をやわらかくした色を使われるのに特徴があり、加賀友禅に
詳しい方でしたら、一目で毎田健治氏の作品であることがわかることと思います。
下絵、糊、地染めに至る工程を他人に任せず、自身の工房で納得する作品だけを
世に発表するという職人魂は、多くの本加賀ファンを惹きつけて離しません。
【加賀友禅について】
加賀百万石の城下町には、古くから「加賀染」といわれる染色法がありました。
京の都で画期的な友禅染めを大流行させた宮崎友禅斎が晩年に加賀へ戻り、
その技法を伝えたことが、加賀友禅の基礎となったとされております。
特徴は五彩といわれる暖かな色彩に、花鳥山水を描いた絵画的な構図、
そして模様の外から内へぼかしをいれる技法。
加賀友禅作家の工房で10余年もの修行をして師匠に認めてもらえなければ、
作家として独立できないと言われるほどの厳しい世界。
熟達した感性と高度な技術。
写生を基本に描かれる本加賀友禅は、染め色の美しさや深み、
卓越したデッサン力と意匠の美しさを存分にご堪能いただける、特別なものです。
一貫してひとりの作家さんが仕上げますので、作家さんの感性や技術力、
まさに≪作家性≫とも呼ぶべきものを、あふれるように感じ取っていただけることでしょう。
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛 共色
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 64.4cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.2cm(1尺8寸0分) 袖巾34.8cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、観劇、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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