商品番号:1489449
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
日本工藝界の第一任者、藤林徳扇氏による作品。
氏の作品としては珍しく、紬糸を用いた一条を仕入れて参りました。
この風情、元はかなりの高額で販売されていたものと思われます…
こういった出逢いもお仕立て上がりならではのもの。
お目に留まりましたらこの機会にご検討頂けると幸いです。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【色・柄】
所々に節が浮かび上がる、しなやかな帯地。
渋みある灰汁色のその地に、
仄かに煌めきをみせる箔糸を用いて
「装飾花段文」を織り成しました。
燻されたような彩り、澄みわたる空間性。
なんともエレガントな仕上がりです。
徳扇氏の作品をご存知の方ならわかる、氏の感性。
フォーマルのお品は数あれど、こういった表情の作品は稀でございます。
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 十二代 藤林徳扇について 】
工芸染織作家
1920年(大正9年)生まれ。
時が経っても変色のない本金糸や本プラチナ糸、
五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、
アレキサンドライト)をパウダー状にした上で絵の具化し、
様々な独自の特殊技法を用い、王朝趣味に代表される
優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作。
2013年(平成25年)広島にて死去。享年93歳
延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町
※(※旧藤林町は鷹峯藤林町として現在も
その名を留めている。)にて、初代徳扇が、
宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の
織り匠として創業以来、300有余年代々
その名を継承している。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まり、お出かけなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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