商品番号:1488350
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
優しく、包み込むような…
自然の恵みを感じる良きお色。
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎。
なんと今回氏の手掛けた逸品が入荷しました!
状態も良く、本当に希少な作品でございます。
長さが以前の規格のためお値打ちにご紹介させていただきます。
お仕立て可能なご寸法につきましてはお気軽にお問い合わせくださいませ。
織のお着物ファン必見かと存じ上げます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【色柄】
ふわりとしなやかな絹糸に込めた伝統のお柄。
実に洗練されたお色に、吸い込まれるような奥行きを感じさせて…
経糸は白、緯糸に琉球藍の濃紺色を織り込み、
灰色のように見える杢の地。
ムディの縞とともに格子の中には絣模様を織り成しました。
上品で洗練の面持ちすら漂わせております。
ワンランク上のカジュアル着として本当におすすめの一枚。
年齢を問わずお召しいただけますし、帯合わせや小物のコーディネートも
想像するだけで楽しくなるようなお品でございます。
独特のしなやかな肌ざわりと糸の味わいをお楽しみください。
【 大城廣四郎織について 】
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎。
戦後、琉球かすりをここまで発展させることができたのは氏なしでは語ることができません。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、ものごころついた時には
すでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られていました。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
現在は二代の大城一夫氏、孫である大城拓哉氏が
伝統の技を守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表されております。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ11.8m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
沖縄県織物検査済之証が付いております。
琉球草木・藍染
◆最適な着用時期 袷(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸帯、八寸帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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