さりげなく装う個性…
シンプルで味わい深い意匠を織り出した袋帯のご紹介です!
お目にとまりましたら是非ご覧くださいませ!!
今回はのお品は手間隙かけた泥染めによる糸を織り込んだ作品。
奥深く、渋みのある彩りが魅力のひと品です。
大島の命とも言うべき泥染め。
テーチ木(車輪梅)の液で数十回も繰り返し染めることから始まり、
テーチ木のタンニン酸によって、赤褐色に変わった絹糸を、
次に泥田につけて何度も染めます。
その泥田につけ染める過程で、タンニン酸と泥に含まれる鉄分が化合することで
糸は柔らかくなり、決して化学染料では表わす事ができない独特の深みのある色調に染め上がります。
淡いオフホワイトの帯地には、この泥染めによる深みある茶の糸を織り混ぜて、
全体に薄っすらと茶味がかったイメージです。
そこに織り描かれた、細やかな「鳥獣戯画」の図案は
モノトーンの配色による粋な印象に仕上がっております。
まさにこだわりのお洒落センスを演出するひと品。
おしゃれ訪問着、付下げ、色無地、小紋や織の絵羽着物などにご活用頂けますので、
大変幅広くコーディネートしていただけることでしょう。
中でも、泥染め糸による深みある彩りは紬や御召にも相性バツグンです!
伝統の染色法で創作された素敵な一品をお手元にてお楽しみ下さい。
絹100% 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.503 山下織物謹製
耳の縫製:袋縫い おすすめの帯芯:綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の絵羽着物