商品番号 1281943

【染の北川】 特選本糸目友禅刺繍訪問着 ≪CHUL THAI No.6≫ 「松」 今はなき名門の逸品! 伝統・文化をまとう喜びを!

四季の移ろいを感じられる日本で生まれ、根付いた「きもの文化」。
お着物は常にアップデートし続ける文化でもあります。
その歴史や感性を一枚の布に余すところなく発揮して。
本当に心揺さぶる「きもの」という芸術作品をご紹介いたします!

友禅史上にその名を残す【染の北川】。
一点の曇りもない完璧な仕事。
表裏のしっかりとした染め通りはいうまでもございませんが、正確な本糸目、手描きによる筆のあしらい。
全体的にスッキリとした印象を与える構図の美しさ。
どれをとっても素晴らしく、確かな名門の足跡を感じることのできる悠然とした存在感に満ち溢れております。
もちろん、現品限りの一点ものです。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ!

弾むように豊かな極上の絹布。
ゴールドシルクと同様、タイの蚕「ノンナイ」の繭より紡いだ絹布。
その自然な光沢は繭糸にある真珠層により生まれ、日本産の繭糸の30%以上も光沢に富むというから驚きです。
絹糸として世界一の光沢を作り出すといわれております。

また、光沢だけではなく黄金色の糸を育み、伸縮力もあり、弾力性の豊かな絹糸を作り出すのが特徴の大変貴重な蚕種です。
ノンナイは本来、糸の長さが日本の繭に比べ2割ほどしか紡ぎ出せない蚕でしたが、日本の蚕と掛け合わせることによって、お着物にも使用できる絹糸となったのです。
しかもCHUL THAI No.6に使用されているのはゴールドシルクの蚕よりさらに厳選し、5世代も交配させた蚕の繭を生引きした糸になります。

これまでの糸とは次元の違う水分を含んでおりますので、光沢はもとより染め付き、手触りに至るまで、まさに「生の絹」というにふさわしい極上の布に仕上がっております。
CHUL THAI No.6は染料を素直に吸い込むため、お手元でご覧いただければお分かりになると思いますが、一切の染めムラ、色ムラなどはどこにもございません。
染料の浸透率が高いということは、言うまでもなくヤケにくく、美しい発色を末永くお楽しみいただけるということです。

溶け込むように、しなやかな極上の絹布。
古典を追求した、日本独自の伝統美。
深みのある紫色に染め上げられた地。
糸目の繊細な線を感じられる出来栄えです。
お柄には繊細は松の意匠をあらわしました。

淡く載せられたピンク色の暈(ぼか)し。
縁取る金彩や刺繍の贅沢な表情。
大人の女性の洗練された優美なシルエットを演出いたします。
名門の確かな染め技を堪能するのにこれほどふさわしいものはありません。

お着物という文化、伝統をまとう喜び。
着こなしのシーンが幅広く、どのようなお席にも対応できるひと品です。
母から娘へと世代を紡ぐように受け継いでいただきたい逸品。
京都より大切にお届けいたします。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。




【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業

様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
たち切り身丈約174cm 内巾約37cm(最大裄丈約70cm)
白生地にはCHUL THAI No.6を使用しております。
残念ながら2017年にお店を閉められた為、
「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、ご挨拶など

◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解手のし)


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