唯一無二の魅力をたたえた逸品帯…
卓越した意匠センスに心地よい洒落感と華やぎとを感じさせてくれる、
しょうざん・手機の逸品袋帯をお届けいたします。
中古品につき、非常にお値打ちでのご紹介となります。
お目に留まりましたらぜひお見逃しなく!!
★お仕立て上がり・中古品として仕入れてまいりました。
わずかに着用シワ、ちいさな糸浮きが見受けられます。
上記の点ご了承の上、ご検討いただければ幸いです。
帯屋捨松ファンの方は、お気づきかもしれません。
徳田義三氏の図案を用いて創作されたお品でございます。
伝統を頑なに守り続けることで、作家が個性を発揮できず、
さらには時代のニーズとのズレを生みつつあった西陣織の世界。
そこに、独自の作風で一石を投じたのが徳田義三氏でした。
西陣のメーカーがこぞって
「図案や組織図を描いて欲しい」と頭を下げたにもかかわらず、
自分の満足する帯を作れないメーカーの注文は
いくら金を積まれても断ったという伝説の人物です。
大変な高値がつけられ、きもの市場でも常に人気の帯屋捨松。
その六代目が十代より住み込みで修行に入ったのが徳田氏のもとでした。
現在の屋号「捨松」を命名したのも徳田氏。
また図柄や組織もそのままのかたちで託されたそうですから、
捨松ファンの方がはっとされるのも無理もないことかと思います。
その徳田氏の図案を用いて、染織の名門《しょうざん》が作り出した素敵な袋帯です。
繊細に織り上げられた帯地は、深い緑に白茶、金糸の彩りが
霞のような風合いを表した仕上がり。
意匠には、麗しい装飾をほどこした華紋が
六通に渡り見事な存在感を見せています。
箔糸の煌めきはまばゆいばかりに華やかに、
彩り豊かな優彩との調和が絶妙なハーモニーを奏でて…
一織り、一織りこだわりに満ちた素晴らしいお品でございます。
ひと目で「よきもの」とわかる織りと意匠の見事さは
洋の場でもしっくりと調和することと存じます。
フォーマルのお席に、ぜひ格あるあでやかさをご堪能くださいませ。
ぜひお手元にて末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
絹100%(金属糸風繊維をのぞく)
長さ約4.4m 六通柄
耳の縫製:かがり縫い
しょうざん謹製
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。