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倉吉周辺の定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

倉吉周辺の定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

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鳥取県の中部に位置する古風な街、倉吉をご存知でしょうか。鳥取県倉吉市は、昔ながらの商家や土蔵の街並みが保存され、白壁土蔵の街としても知られる鳥取屈指の観光名所。昔ながらの雰囲気を楽しめることから、倉吉市を着物を着て観光する女性が近年増えています。

着物の似合う風情ある観光地~倉吉~

鳥取県の中部に位置する古風な街、倉吉。

倉吉市には昔ながらの商家や土蔵の街並みが保存されており、白壁土蔵の街としても知られています。そんな昔ながらの景色が残る倉吉は見どころが豊富で、着物を着て巡る観光地としてもぴったりなムードのある地域です。

今回は倉吉周辺の観光スポットと観光時に着たいおすすめの着物をご紹介します。

倉吉観光の初心者におすすめスポットをご紹介

古くから城下町として栄えてきた街、倉吉。

倉吉への交通アクセスは高速道路を使用して大阪から車で約3時間30分、福岡からであれば車で約6時間となります。また、鉄道を利用した場合は、東京から新幹線と特急「スーパーはくと」を乗り継ぎ約5時間30分で到着します。

倉吉白壁土蔵群

倉吉白壁土蔵群

まず最初にご紹介する倉吉のおすすめ観光地は、倉吉観光の顔とも言える倉吉白壁土蔵群です。

江戸時代から大正時代にかけて建てられた倉吉白壁土蔵群と商家の街並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。そして、日本全国から多くの観光客が訪れる観光名所です。

倉吉白壁土蔵群の壁の上半分は白い漆喰仕上げ、下半分は黒い焼き杉板の腰壁を付けており、玉川沿いの白壁と赤い石州瓦の蔵が独特な景観を創り出しています。

倉吉白壁土蔵群はかつて、造り酒屋や醤油屋として使用されていました。

現在は、物産館や喫茶店、ギャラリーなどさまざまな形で使用され、お店を巡るのも楽しみのひとつですね。また、倉吉に江戸時代から伝わる張子人形「はこた人形」の顔描きなど、伝統的な工芸も体験でき、伝統文化が味わえます。

はこた人形工房-倉吉観光情報

その他にも、倉吉白壁土蔵群は映画『男はつらいよ」』の撮影地として活用されたことでも有名で、聖地巡りとしても人気の高い観光地。

江戸時代にタイムスリップしたかのように感じられる倉吉白壁土蔵群は、着物を着て街歩きをするのに最適な観光地ですね。ぜひ着物を着て倉吉白壁土蔵群を巡ってみてはいかがでしょうか。

アクセス 「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車
住所 鳥取県倉吉市魚町
費用 無料
おすすめの時期 街歩きのしやすい春や秋

倉吉淀屋(旧牧田家住宅)

倉吉淀屋

続いてご紹介するのは、倉吉淀屋(旧牧田家住宅)です。

倉吉淀屋(旧牧田家住宅)の主屋は1760年に建築された町家建物で、倉吉に現存する商家の中では最古の建物です。平成29年に修理が完了し、現在は主屋・付属屋とともに一般見学が可能となっております。

この倉吉淀屋の牧田家は倉吉を代表する商家のひとつで、稲扱千刃(いなこきせんば)※3や倉吉絣を販売し、莫大な富を築きました。

※3:稲扱千刃(いなこきせんば)とは、収穫した稲穂から籾粒をしごき取る脱穀のための道具

屋号を「淀屋」と称しており、大阪淀屋橋で有名な豪商・淀屋と関係があったとも言われています。市町村指定重要文化財にも認定されている倉吉淀屋は、倉吉を観光する際に一度は足を運んでみたい建物です。

アクセス 「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車
住所 鳥取県倉吉市東岩倉町2280-3
入場料 無料
おすすめの時期 街歩きのしやすい春や秋

打吹公園

打吹公園

最後にご紹介するのは、打吹公園(うつぶきこうえん)です。

打吹山の麓にある打吹公園は、大正天皇が皇太子の時に山陰に訪れたのを記念して、明治37年に造園された由緒ある公園。この打吹公園は桜の時期に訪れるのがおすすめです。

打吹公園は山陰随一の桜の名所で、「さくらの名所100選」にも選ばれています。

春になると、多種多数の桜やツツジが咲き、多くの県内外問わず多くの観光客で賑わいます。桜やツツジが咲く季節に打吹公園へ訪れてみてはいかがでしょうか。

アクセス 「市役所・打吹公園入口」バス停で下車
住所 鳥取県倉吉市仲ノ町
費用 無料
おすすめの時期 桜が開花する時期:3月下旬から4月上旬
ツツジが開花する時期:4月中旬から5月中旬

倉吉に着物で行くなら?

歴史を感じられる観光地、倉吉。

昔ながらの情緒あふれる倉吉では、着物を着て散策を楽しむことをおすすめします。以下では、観光をする際におすすめの着物についてご紹介します。

小紋 / 水色

[単衣] 東レシルック小紋「鬘帯(かずらおび」|京都きもの市場

[単衣] 東レシルック小紋「鬘帯(かずらおび」|京都きもの市場

最初にご紹介する着物は、淡い水色の小紋着物。

小紋は「細かい模様が全体的に入っている着物」のことで、普段の買い物や街歩き、観光など幅広い場面で着用できる着物です。

またご紹介の小紋は、ポリエステル100%の東レシルックで作られているため、手軽に洗えて着物初心者の方にもおすすめです。

東レシルックとは、国内合成繊維メーカーである東レ株式会社が作った高級シルク調繊維のことで、上品で美しい光沢、そして限りなく絹に近い独特の感触を特徴としています。加えて、単衣の着物であるため、移動の多い倉吉観光にて涼しく快適に歩けます。

さわやかで明るい雰囲気を持つ水色の布地は、顔色を明るく見せるため、写真映えする着物でもあります。倉吉観光の際には、ぜひ着用してみてください。

小紋 / 撫子色

続いてご紹介をする着物も、東レシルック素材の撫子色の小紋です。

観光をする際には、しわになりにくくお手入れしやすい衣服を持っていきたいところ。
東レシルックの素材は、ポリエステル100%であり、カバンに詰めてもしわになりにくいため旅行に最適です。

緯段ぼかしの入った撫子色は、少し大人な雰囲気を醸し出せるため、落ち着いた風情溢れる倉吉を観光する際におすすめです。

着物を着て倉吉地域を観光してみませんか?

倉吉周辺の観光スポットと観光時におすすめの着物をご紹介しました。お好みの着物を身につけてぜひ、昔ながらの風情あふれる雰囲気をお楽しみください。

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