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東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光地3選!着物を着て巡りたいおすすめスポット!

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臨済宗東福寺派の大本山で、京都五山の第四位の禅寺である東福寺。東福寺は国内外においてともに人気の高い観光名所であり、かつ京都でも有数の紅葉の名所。毎年多くの方が紅葉狩りに訪れます。そんな東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポットや、観光の際、似合う着物についてご紹介いたします。

着物の似合う風情ある観光地~東福寺~

東福寺

東福寺は、京都にある臨済宗の五大寺からなる京都五山の第四位の禅寺であり、魅力的な観光地の一つとして人気が高いスポット。1236年から1255年まで19年の歳月を費やして完成した臨済宗東福寺派の大本山です。

京都駅から見て南東の京都市東山区にあり、JR東福寺駅からは徒歩約10分で到着。国内外において人気の高い観光名所であり、かつ京都でも有数の紅葉の名所として毎年多くの方が紅葉狩りに訪れます。

そんな東福寺の見どころは、日本最古で最大級であると言われている伽藍(がらん)※1。また伽藍の他にも、庭園の枯山水、通天橋などさまざまな見どころを有しています。

※1…伽藍(がらん):僧侶が集まり修行する清浄な場所のこと。後に寺院または寺院の主要建物群を指すようになる。

そしてなんといっても東福寺は、秋の紅葉の時期に訪れるのがおすすめ。東福寺では秋になると夜間特別拝観として、夜間ライトアップが行われます。イベント時に合わせて東福寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

アクセス JR東福寺駅から徒歩約10分
費用 【通常期拝観料(下記の秋季期間以外)】
〈通天橋・開山堂〉
大人:600円
小人:300円
〈東福寺本坊庭園(方丈)〉
大人:500円
小人:300円
〈東福寺本坊庭園(方丈)+通天橋・開山堂〉
大人:1,000円
小人:500円
【秋季拝観料:11月10日〜11月30日】
〈東福寺本坊庭園(方丈)〉
大人:500円
小人:300円
〈通天橋・開山堂〉
大人:1,000円
小人:300円
おすすめの時期 紅葉の時期:11月中旬~12月上旬

京都初心者におすすめの観光スポット

また東福寺周辺には日本の伝統を感じられる建造物が多く並び、京都初心者さんにもおすすめの観光地となっています。

東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポットや、観光の際、似合う着物についてご紹介いたします。

智積院

智積院

東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポット1つ目は、智積院(ちしゃくいん)です。

智積院は真言宗智山派の総本山。もとは1592年に豊臣秀吉が愛児鶴松のために創建した祥雲寺があったところで、1600年に玄宥僧正が家康から寺地をもらい受けて建立されました。

智積院の見どころは、収蔵庫にある国宝の『桜図』と『楓図』。

どちらも金箔がふんだんに使われた豪華絢爛な背景に、力強い桜の木、楓の木が描かれた障壁画で、智積院を訪れた際にはぜひともご覧いただきたい作品です。

この2つの作品以外にも、国宝や重要文化財に認定されているものが収蔵されている上、智積院では参道と名勝庭園の、燃えるような赤に染まった美しい紅葉を見ることができます。

アクセス 市バス「東山七条」を下車してから徒歩約5分
費用 【拝観料】
 大人:500円
高校生:300円
中学生:300円
小学生:200円
おすすめの時期 紅葉の時期:11月中旬~12月上旬

京都タワー

東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポット2つ目は、京都タワーです。

京都タワーは、1964年12月28日に開業され、地上131mにも及ぶ高さを誇る、京都のシンボルともいえる塔。京都市内で一番高く、地上100メートルにある展望室からは、京都三山に囲まれた古都京都の市街地が360度見渡せます。

紅葉の時期に京都タワーの展望室に登れば、一面赤く染まった京都の山々の風景を見ることができます。

また、事前に依頼をすると、自分の好きな色に京都タワーをカラーライトアップできるというサービスもあるので、特別な日には利用しても良いかもしれません。

京都タワーライトアップに関する詳細を知りたい方は、下記の京都タワー公式サイトをご参照ください。

京都タワーについて|京都タワー【公式】

アクセス JR京都駅中央口より徒歩約2分
費用 【京都タワー展望室入場料】
    大人 :800円
   高校生 :650円
 小・中学生 :550円
幼児(3歳以上):150円
おすすめの時期 紅葉の時期:11月中旬~12月上旬

三十三間堂

三十三間堂

東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポット3つ目は、三十三間堂です。

三十三間堂の正式名は蓮華王院。京都市東山区三十三間堂廻町にある天台宗の寺院で、本尊は千手観音となっています。

本堂の内陣の柱間(はしらま)が33本あることから、三十三間堂と呼ばれ始めたとされています。そんな三十三間堂は1164年に平清盛の寄進により、後白河上皇の法住寺殿内に離宮として建てられました。創建当初は、大変豪華な造りであったと言い伝えられています。

三十三間堂は「日本一長い歴史的木像建造物」の異名を持ち、長さ120メートルにも及ぶ堂の中には1,000体をも超える仏像が安置されています。

この圧倒的な光景は一度見たら忘れられないことでしょう。
三十三間堂の紅葉は、本堂周辺、および境内中心部にある庭園で見ることができるため、境内を楽しんだ後に、紅葉狩りも楽しんでみてはいかがでしょうか。

アクセス 京阪七条駅から徒歩約10分
費用 【拝観料】
  大人:600円
高校中学:400円
  子供:300円
おすすめの時期 紅葉の時期:11月中旬~12月上旬

東福寺周辺に着物で行くなら?

紅葉の名所である東福寺、そして東福寺周辺は、着物での観光がおすすめです。

着物は、時期によって最適な種類が決まっており、基本的には下記の通りです。

● 10月~5月 袷着物
● 6月、9月 単衣着物
● 7月、8月 夏物(薄物)

※お住まいの地域や体感温度によって、上記に捉われずにコーディネートすることも可能です。

東福寺周辺で紅葉が綺麗な時期は11月中旬〜12月上旬頃ですので、袷着物が最適だと言えます。

袷着物とは、着物の仕立て方の1つで胴回りや裾、袖部分に裏地をつけて仕立てたものです。裏地があることで見た目に重量感が出て写真映えします。

袷着物は様々な場所で着られる着物ですので、TPOに合わせて格や種類を見ながら決めましょう。

ここからは、紅葉の時期に東福寺、そして東福寺周辺を巡る際におすすめしたい袷着物をご紹介します。

紬/アイボリー

1つ目は紬着物です。紬の着物は、観劇・街歩きなどに最適な着物で、紬糸などを使った先染めの織物のことを指します。

紬は、蚕の繭を引き伸ばして紡いだ真綿で織る平織りの織物のこと。大島紬や結城紬、久米島紬など日本各地でそれぞれに特徴のある紬が生産されています。
着心地のよさ、素朴な風合いは、カジュアルなおしゃれ着としておすすめの一枚です。

そんな紬の着物は紅葉の時期ならアイボリーがおすすめです。アイボリーの白みを帯びている落ち着いた色が、燃えるような紅葉の赤色を引き立てます。

小紋/黄色

2つ目は小紋です。小紋は紬着物と同様で、観劇・街歩きなどに最適な着物です。

小紋は、細かく繊細な模様が全体的に入っているオシャレ用の着物であると言え、主に「江戸小紋」「京小紋」「加賀小紋」の三種類があります。

そんな小紋の着物を紅葉の時期に着るなら黄色がおすすめです。秋の鮮やかなイチョウを連想させる黄色の小紋を着て、ぜひ東福寺周辺を観光してみてはいかがでしょうか。

着物を選ぶなら京都きもの市場

今回は、東福寺周辺の紅葉が綺麗な定番観光スポット3選をご紹介した上で、これらスポットに合う着物をご紹介しました。紅葉の時期に寺周辺を着物で巡ることで、きっと特別な思い出になるでしょう。

京都きもの市場では、1万点を超える着物に関する商品を取り揃えているため、皆さまにとって最適な1点がきっと見つかります。ぜひ、着物の購入をお考えの方は、京都きもの市場で探してみてはいかがでしょうか。

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