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【ふたご座】シンプルで現代的な”軽やかさ” 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.12(最終回)

【ふたご座】シンプルで現代的な”軽やかさ” 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.12(最終回)

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京都きもの市場の膨大な着物・帯・小物のなかから、毎月、その星座に似合うコーディネートをSayaさんが提案していく連載。最終回は「ふたご座」です!

2025.04.22

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「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」連載最終回

12星座ごとに似合う着物を考えるこの連載も、とうとう12回目になりました。

2025.04.22

よみもの

12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物

「連載のスタートは昨年の夏至でした。かに座から始めたので、今回のふたご座で一巡。この形での記事は最後です」

とアストロロジー・ライターのSayaさん。

Sayaプロフィール

Saya プロフィール

1971年、東京生まれ。京都在住。1994年、早稲田大学卒業後、編集者を経て、フリーランスに。2008年より、『エル・デジタル』(ハースト婦人画報社)で星占いの連載を始め、現在も続く長期連載に。2021年より着付けを習い始め、きものの魅力に目覚める。好きが高じて、『LEEweb』(集英社)で「運のよくなるおとなのきもの遊び」をスタート。オール私物できもの体験談を語っている。著書に、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの「物語」を見つけると人は癒される』(説話社)他。

「毎回、京都きもの市場の膨大な商品群を見ながら、”この星座にはこういうのが似合いそう。あれもいいなぁ、こんなのがないかなぁ”というように、何時間もかけてコーディネートを考えるのがとても楽しみでした。次の企画も編集長とプラン中なので、どうぞお楽しみに!」

「ふたご座」におすすめのコーディネート

さて、ふたご座に似合う着物は?

「ふたご座さんは、透明感のあるきれいな色か、シックなモノトーンを好む方が多いんですね。トレンドのライラックやターコイズもきっとお好きだろうと思うんです。また〝軽やかさ〟も、風のエレメントのふたご座さんにとっては大切なはず」

ふたご座

「ちょうど太陽がふたご座に滞在する時期というのは、温暖化で、単衣をお召しになる方が多い時期でもありますし、すぐに活躍できる単衣や夏ものを中心にセレクトしてみました。

ひとつ前のおうし座さんでは花柄を推していましたけど、ユニセックスなふたご座さんは、ボーダーやチェック、リズミカルな幾何学模様などがイメージです。フェミニンにするより、シンプルで現代的な雰囲気を意識してみました」

【コーディネート1】千總の絽の訪問着に人間国宝の爪掻き絽綴れ帯で、涼やかな装いに

京都の名門、「千總」の夏の絽の訪問着。藤色の地に、流水や草花に囲まれた茶屋辻が描かれ、ほのかに浮かんだ刺繍も、お召しになると清らかな華やぎを与えてくれることでしょう。

合わせたのは、爪掻き綴れ織の分野で唯一の人間国宝、故・細見華岳氏の爪掻き綴れの八寸帯。

夏にぴったりの絽綴れの帯で、爽やかな青磁色に「色分霞」という銘の柄が美しい逸品です。盛夏の観劇やパーティ、お茶会などにも。さまざまな夏のシーンで大活躍してくれそう。

ふたご座のコーディネート①アップ01
ふたご座のコーディネート①アップ02

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【コーディネート2】よねざわ新田の紅花紬に首里花織の九寸帯を合わせて、爽やかに

ベースにしたのは米沢の名門、「よねざわ新田」の薄物。手引きの真綿紬の糸が織り込まれ、透け感もある、単衣におすすめの紅花紬です。

横段に水色や白、経糸には黄色と白色が。「涼香」という銘のとおり、爽やかな風を感じます。

合わせた九寸名古屋帯は、首里花織手織の「てぃ花工房」上原初子さんの手によるもの。紫水晶色の地に、紫苑色の間道を表した意匠。

お太鼓柄で、手花織の小花、菱柄が施されているのも素敵ですね。

ふたご座のコーディネート②アップ01
ふたご座のコーディネート②アップ02

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【コーディネート3】越後上布のシックな帯と着物に、今年らしい小物使いで明るさを

苧麻を手績みした糸を用い、いざり機で織り上げた昔ながらの越後上布。憧れの越後上布の着物と帯という贅沢な組み合わせ。

丁寧な経緯絣によって、雪華の意匠が織りなされた着物に、「網代に輪繋ぎ間道」を配したモノトーンの八寸を合わせてみました。

シックな組み合わせにリズミカルな柄。単調な雰囲気にならないように、近江本麻のターコイズカラーの帯揚げと季節を問わない道明の古代紫の帯締めで、今年らしさも加えてみました。

ふたご座のコーディネート③アップ01
ふたご座のコーディネート③アップ02

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