さて、「着物ひろこの着付けTIPs」も、5回目。

きものを着てみたい！
きものが好き！
自分で着れるようになった！

というところからもう一歩進んで…… 今回は、これからの時期に大活躍する半幅帯結びです。

お手本の結び方は参考程度に、ゆるまず解けてこなければ、オリジナルっぽい仕上がりとして良しと考えると、より手軽に着物や浴衣に使える帯として重宝しますよ。

なんといっても！

薄くて軽いし、帯揚げや帯締めがなくても結べてサマになるなんて、使わないなんて、もったいなさすぎます。

手先を、帯幅4～5つ分（60cmくらい）とり、胴に2周巻きます。（帯の長さによって調整）

巻き始めと、巻いてきた方の下側を引き合い、帯を締めます。

巻いてきた方を、脇から三角に折り上げます。

手先をまっすぐに下ろし、巻いてきた方でくるむようにしてひと結び。斜めに結びます。

タレ元を開きます。

タレを蛇腹に折ります。（長さにより蛇腹に折れる数と大きさは変わります）

折った蛇腹をすべて持ち……

巻いた帯の1枚目と2枚目の間に入れ込みます。

下から迎えに行ってあげるとスムーズです。

下から出た部分を整えます。

上に出た部分も整えます。

斜めに結んだ下側の手先を折り上げ、長さをみます。リバーシブルの場合は折り返すとアクセントになります。

タレ元に手先を通します。

タレ元に出先を通したところで、形を整えて出来上がり！

まさに笹の葉のような【笹の葉結び】です。

手先をUターンさせて、もう一度タレ元に通します。

形を整えます。

衿の合わせと同じ方向に回し、背中側へ移動させます。

背中側で再度調整して、出来上がり！

”オトナっぽく粋に仕上がる半幅帯結び”はこれ以外にもいろいろありますので、ぜひ試してみてくださいね！

オトナ女性の気になるヒップ周りを上手にカバー。
背中ぺったんこになるので、寄りかかっても大丈夫！

定番中の定番。粋と言えば「貝の口」。
少し大きめに仕上げると女性らしく，コンパクトにまとめれば小粋な印象に。

朝ドラのヒロインといえば、コレ！
オトナ可愛く、アクティブな印象に。

媚びないオトナ女性の色気が溢れる結び方。
後ろ姿で魅せたいあなたにぴったり！