着物の種類 基本中のき!帯合わせ・小物合わせも解説「フォーマル編② 訪問着・付け下げ」
ドレスからTシャツ…洋装にもTPOに応じた服装があるように、着物にも着用シーンに合わせた様々な種類があります。 一見わかりづらい着物の種類。でも一回基本が分かれば意外と簡単なもの。今回はシーンと合わせて、帯や小物の合わせ方まで解説いたします。
(6)付け下げ
反物の状態で模様付けをされ、仕立てると模様が全て上を向いている着物です。
既婚・未婚を問わず着用できます。
付け下げとはどういった着物なのかが分かりづらいといわれることも多いですが、反物の状態で、反物のどの部分が着物のどの部分にくるかを計算しながら絵付けをされたものを付け下げと分類します。
これに対して訪問着は、仮絵羽といって、一旦着物の形に仮縫いしてから模様付けを行います。
既婚・未婚を問わず着用できます。
付け下げとはどういった着物なのかが分かりづらいといわれることも多いですが、反物の状態で、反物のどの部分が着物のどの部分にくるかを計算しながら絵付けをされたものを付け下げと分類します。
これに対して訪問着は、仮絵羽といって、一旦着物の形に仮縫いしてから模様付けを行います。
付け下げは訪問着を簡略化したものとして考案されました。
訪問着のように縫い目をまたがった模様付けをすることもでき、また、小紋とは異なり全ての模様を上向きに付けることができます。
そして、訪問着のように縫い目をまたがった模様付けがされたものを、付け下げ訪問着と呼び、縫い目をまたがった模様付けはなく、単に模様が全て上向きになっているものを、付け下げ小紋と呼びます。
画像の付け下げは、前身頃から衽部分にまたがって模様が付けられている、付け下げ訪問着です。
付け下げ訪問着には、訪問着と見分けがつかないような複雑な模様付けのものから、あくまで付け下げらしいあっさりとしたものまで幅広くあります。
紋は入れないことが多く、入れたとしても縫い紋という控えめな紋を一つとすることがほとんどです。
訪問着のように縫い目をまたがった模様付けをすることもでき、また、小紋とは異なり全ての模様を上向きに付けることができます。
そして、訪問着のように縫い目をまたがった模様付けがされたものを、付け下げ訪問着と呼び、縫い目をまたがった模様付けはなく、単に模様が全て上向きになっているものを、付け下げ小紋と呼びます。
画像の付け下げは、前身頃から衽部分にまたがって模様が付けられている、付け下げ訪問着です。
付け下げ訪問着には、訪問着と見分けがつかないような複雑な模様付けのものから、あくまで付け下げらしいあっさりとしたものまで幅広くあります。
紋は入れないことが多く、入れたとしても縫い紋という控えめな紋を一つとすることがほとんどです。
◆合わせる帯・小物類
紋の有無にかかわらず、略礼装として紋なしの訪問着と同様の場面で、帯と小物の合わせ方も同様に、着用することができます。
服装のカジュアル化が進む中で控えめな装いを好む風潮と、訪問着より価格が抑えられることから、年々付け下げ訪問着の人気は高まっているようです。
服装のカジュアル化が進む中で控えめな装いを好む風潮と、訪問着より価格が抑えられることから、年々付け下げ訪問着の人気は高まっているようです。
付け下げ小紋は、普通の小紋よりは少し格が上がりますが、紋を入れることはまずなく、あくまでおしゃれ着としての扱いとなります。
◆合わせる帯・小物類
帯や小物の合わせ方は幅広く、帯は、金糸や銀糸を使わない袋帯やしゃれ袋帯、名古屋帯を、小物も略礼装に使うようなものから普段着用のものまで、幅広く合わせることができます。
今回紹介された着物を「京都きもの市場」でもっと見てみませんか?
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