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着物で食事をするときに気を付けるべきポイントは?振袖モデルにてご紹介!

着物で食事をするときに気を付けるべきポイントは? 振袖モデルにてご紹介!

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着物姿でエレガントに食事を美味しく楽しむためには、長い袖の扱いなどに注意が必要です。ここでは、気を付けたいポイントを実例を交えながら写真と動画でわかりやすく解説します。この機会に、着物で食事を楽しむ際の基本をマスターしましょう。

1. 着物での食事、よくある失敗とは?

着物で食事をするときに気を付けたいポイント

ずばり、袖の存在を忘れてしまうのがいちばん起こりやすい失敗です。

おしゃべりや食事に夢中になると、袖口から腕がにょっきり出ていて美しくなかったり、袖を汚してしまったり。

動作をするたびに袖の存在を意識することで、着物を汚したりグラスを倒したりというアクシデントを防ぎ、エレガントにふるまうことができます。

せっかくの食事を美味しくいただくためにも、着物での食事の注意点を確認しておきましょう。

2. 着物や帯が汚れないよう、ナプキンを活用

着物で食事をするときに気を付けたいポイント1:ナプキンを活用

ナプキンを活用

汚れが気になって食事が楽しめないのは残念です。

ナプキンは膝の上に置くのが基本ですが、汚れが心配な場合は、衿にナプキンをかけ、左右を帯で挟む形にすると安心です。

3.袖の存在を忘れないようにしましょう

着物で食事をするときに気を付けたいポイント2:袖の存在を忘れないようご注意

袖の存在を忘れないよう

食事のときに常に気を付けておきたいのが、袖です。

グラスを倒してしまうこともあるので、少し遠くにあるものを取るときは、袂(たもと)を押さえて料理やテーブルをすらないように気を付けます。

4. 食事のときの姿勢に注意

着物で食事をするときに気を付けたいポイント3:浅く腰掛け、腰から前傾姿勢にするとエレガント

浅く腰掛け、腰から前傾姿勢に

テーブルとの距離が遠くなりすぎると、首だけを前に出して食べているような印象になり、エレガントではありません。

椅子に浅く腰掛け、腰から前傾姿勢になることで、猫背になったり首を前に出したりすることなくスプーンやフォークを口元に運べるように姿勢を正します。

5. グラスを手に持つときに気を付けるべきこと

着物で食事をするときに気を付けたいポイント4:グラスを高く掲げ過ぎないように注意

グラスを高く掲げ過ぎないよう

グラスを目線より上にあげると、袖口から腕が見えすぎたりとエレガントではありません。

乾杯の音頭でグラスを上げるときも、高く掲げすぎないこと。

また、ステムのないグラスを使う場合は、水滴が落ちないよう懐紙などでカバーしておきます。

まとめ

袖に気を配りつつ、姿勢よく上品に着物で食事をするポイントを動画にまとめました。ぜひチェックして楽しい時間を過ごしてくださいね。

文章/本田リサ
撮影/セドリック・ディラドリアン
ヘア&メイク/高橋亜季(アンベリール)
着付け/奥泉智恵
モデル/星南のぞみ

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