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国際色豊かなモデルが着物姿でレッドカーペットに登場「アフリカ月間 in神戸」

国際色豊かなモデルが着物姿でレッドカーペットに登場「アフリカ月間 in神戸」

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2025年夏に開催された「アフリカ月間 in 神戸 AFRIKA meets KANSAI 2025」に京都きもの市場が協賛企業として参加。グランドフィナーレで行われたサプールファッションショーに着物で登場した4名のモデルをご紹介するとともに、イベントの模様をお届けします。

2025.06.24

インタビュー

水川あさみさんが着物ショーに! 和と洋とアートの情熱が融合する『第31回 ファッションカンタータ from KYOTO』

アフリカと関西の交流を促進する大イベントに京都きもの市場が協賛

「AFRIKA meets KANSAI(アフリカミーツ関西)」の会場

「AFRIKA meets KANSAI(アフリカミーツ関西)」の会場

日本から1万キロメートル以上離れたアフリカ大陸。物理的な距離こそ遠いものの、日本は1993年に始まったアフリカ開発会議(TICAD)を軸にアフリカと30年以上に渡って強固なパートナーシップを築いてきました。

特に莫大なGDPと豊かな文化を持つ関西はアフリカビジネスのゲートウェイとして注目されています。

そんな関西で、2011年から国際交流の基盤である相互理解の促進を目的としたイベントを開催してきたのが「AFRIKA meets KANSAI(アフリカミーツ関西)」です。

アフリカミーツ関西の代表を務めるルクムエナ・センダさんのトークセッション

アフリカミーツ関西の代表を務めるルクムエナ・センダさんのトークセッション

発足から14年目にあたる2025年は、多くの外国人が暮らす国際都市・神戸で「アフリカ月間 in 神戸 AFRIKA meets KANSAI 2025」を開催。

8月13日から9月28日までの約1ヶ月半、文化・アート・ 食・ファッション・音楽という5つの要素を軸にリアルなアフリカの情報を発信する、様々なプログラムが行われました。

イベントの目玉であるサプールファッションショーの模様

イベントの目玉であるサプールファッションショーの模様

なかでもイベントの目玉となったのは、グランドフィナーレで行われた「サプールファッションショー」です。

サプールとは、コンゴ共和国とコンゴ民主共和国で90年以上の歴史を持つ独自の文化で、どんなに貧しくともエレガントな装いで街を練り歩き、非暴力と平和のメッセージを世界に発信する人々のこと。

当日は高級スーツやドレスなど、様々な衣装を身にまとったゲストモデルたちがレッドカーペットに登場し、観客を湧かせました。

佐竹美都子さんと、ルクムエナ・センダさんのツーショット

京都きもの市場とアフリカミーツ関西のご縁を繋げてくれた佐竹美都子さんと、ルクムエナ・センダさんのツーショット

そんな大イベントに、京都きもの市場も協賛企業として参加。

アフリカミーツ関西の代表で、駐日コンゴ民主共和国の特命全権大使を務めるルクムエナ・センダさんと親交のある西陣織メーカー・かはひらこ主宰、佐竹美都子さんからのご紹介で「サプールファッションショー」に着物を提供させていただきました。

今回はファッションショーの模様を写真とともにお届け。その前に、着物を着用したモデルの皆さまをご紹介します!

2025.07.06

カルチャー

かはひらこ

ファッションショー参加の着物モデル4名をご紹介

最初にご紹介するのは、コンゴ民主共和国出身のウースルさんです。

ウースルさんはコンゴ民主共和国のトップモデルで、現地のテレビCMにも出演されています。

コンゴ民主共和国出身のトップモデル、ウースルさん

コンゴ民主共和国出身のトップモデル、ウースルさん
京都きもの市場 着物宅配レンタル フルセット43,560円(税込)

そんなウースルさんに京都きもの市場が提供させていただいたのは、ややくすんだアイボリーに紋意匠が織りだされた振袖。

お柄には、ゴブラン織のテイストで花意匠が染め出されており、どこか異国情緒も感じさせる逸品です。

ウースルさんのグラマラスなスタイルによって着物がより一層豊かな味わいを見せています。お柄の花に合わせた臙脂色のシンプルながらゴージャスな帯も、とてもお似合いでした。

ルクムエナ大使のお嬢様であるムーニャさん

ルクムエナ大使のお嬢様であるムーニャさん

続いてご紹介するムーニャさんは、ルクムエナ大使のお嬢様。

お母さまは日本人であられ、ムーニャさんも幼い頃から日本で生まれ育ちました。

かはひらこの蝶をモチーフにした着物と帯

かはひらこの蝶をモチーフにした着物と帯

ムーニャさんの衣装は一式、かはひらこのコレクションで揃えています。

かはひらこは大和言葉で蝶を意味し、「たくましい生命力を持つ蝶のように、日本の女性に厳しい現代社会を生き抜いてほしい」との思いを着物に込めているそう。

着物姿で窓際に立つムーニャさん

着物姿で窓際に立つムーニャさん

そんなかはひらこの蝶をモチーフにした着物と帯を優美に着こなしてくださったムーニャさん。そのまま美人画にできそうな麗しい横顔にスタッフ一同も思わず見惚れてしまいました。

こちらはフランス人モデルのエゼキエルさん。モデル業の傍ら、バイオリン奏者や書道パフォーマーとしても活躍する多彩な方です。

フランス人モデルのエゼキエルさん

フランス人モデルのエゼキエルさん

JOTARO SAITOの着物一式を纏ったエゼキエルさんの後ろ姿

JOTARO SAITOの着物一式を纏ったエゼキエルさんの後ろ姿

そんなエゼキエルさんには、JOTARO SAITOの着物一式をご着用いただきました。

着物はジャージ素材を採用しており、今回のように動きのあるイベントには最適です。

JOTARO SAITOのチェーンの羽織紐

「チェーンの羽織紐がかっこいいよね!」とエゼキエルさんも気に入ってくださった様子

エゼキエルさんはお仕事で何度も着物を着ていらっしゃるようで、さすがの身のこなし。サングラスやブレスレットなどのアイテムを合わせ、最先端な紳士スタイルを披露してくださいました。

男性モデルの二人目は、オーストリア人のイドリスさん。京都きもの市場から提供させていただいた御召に、かはひらこの帯を締めています。

オーストリア出身の男性モデル、イドリスさん

オーストリア出身の男性モデル、イドリスさん

かはひらこの帯と羽織を着用

かはひらこの帯と羽織を着用

羽織も、かはひらこの裏縞。表地は無地に見えますが、裏地に縞がある薄物です。

精悍な顔つきで着物をきこなすイドリスさん

こちらの素敵な4名が着物姿でファッションショーに登場します。

三宮駅前がレッドカーペットに。グランドフィナーレを飾ったファッションショー

サンキタ通り商店街入り口

「アフリカ月間 in 神戸」のグランドフィナーレは神戸・三宮駅前で行われました。

三宮駅前の街中に敷かれたレッドカーペット

夕方からのサプールファッションショーに向け、三宮駅に隣接するサンキタ通り商店街の前にレッドカーペットが敷かれていきます。

当日はあいにくの雨模様でしたが、準備が進むにつれて次々と人が集まってきました。

カメラに笑顔を向けるルクムエナ大使

カメラに笑顔を向けるルクムエナ大使

ルクムエナ大使も会場に到着されたようです。とっても気さくな方で、われわれのカメラを見つけてこの笑顔!

ルクムエナ大使もおしゃれが大好きなようで、当日も真っ赤なスーツジャケットを素敵に着こなされていました。

レッドカーペットを歩くウースルさん

日も暮れてきた頃、ついにファッションショーが開幕。トップバッターを飾ったのは、京都きもの市場の振袖を着用したウースルさんです。

レッドカーペットを歩くウースルさん

颯爽とレッドカーペットを歩きながらも、カメラを向ける観客に笑顔で対応されていました。

ウースルさんと入れ替わるように登場したのは、男性モデルのイドリスさん。

レッドカーペットを歩くイドリスさん
レッドカーペットでポーズを決めるイドリスさん

折り返し地点では、カッコよくポーズを決め、着物をアピール。スポットライトによって、裏地の縞模様が際立ちます。

レッドカーペットを歩くムーニャさん

そうこうしているうちに、ムーニャさんが登場。実は当日、予定していたモデルさんが来られなくなり、急遽ピンチヒッターとして参加してくださったのがムーニャさんでした。

そんな背景は一切感じさせない堂々とした佇まいに、お父様のルクムエナ大使も誇らしげでした。

着物モデルとして最後に登場したのは、エゼキエルさん。サービス精神旺盛に、観客に笑顔を届けながらレッドカーペットを歩きます。

レッドカーペットを歩くエゼキエルさん
レッドカーペットを歩くエゼキエルさん

写真を見てもわかるように、当日はとても近くからファッションショーを楽しむことができました。着物の色柄もよく見え、日本の伝統衣装の魅力をしっかりお伝えできたように思います。

ファッションショーの模様1
ファッションショーの模様2

その後も、色とりどりの衣装を身に纏ったモデルたちが多数登場。

真っ赤なスーツ姿で再登場したウースルさん

ウースルさんは着物で登場した後、早着替えし、真っ赤なスーツ姿で再びレッドカーペットを歩きました。

かはひらこの帯地をリメイクした衣装

かはひらこの帯地をリメイクした衣装

こちらのモデルさんが着用している衣装はなんと、かはひらこの帯地をリメイクしたもの。文化の融合が衣装で表現されています。

レッドカーペット出演モデルたちが壇上に

最後はステージにレッドカーペットを歩いたモデルたちが集合し、大盛況のうちにファッションショーは幕を閉じました。

かはひらこの西陣織ベストでステージに登場したルクムエナ大使

そのままイベントは閉会セレモニーへ。

かはひらこの西陣織をリメイクしたベストに着替えたルクムエナ大使がステージに上がり、「サプールコンテスト」と題して一般の方からファッショニスタを選出しました。

サプールコンテストでファッショニスタに選出された一般ご夫婦

サプールコンテストでファッショニスタに選出された一般ご夫婦

サプールコンテストでグランプリを受賞された女性とルクムエナ大使

サプールコンテストでグランプリを受賞された女性とルクムエナ大使

書道パフォーマーでもあるエゼキエルさん

ちなみに後ろに飾られている『昇竜』は、書道パフォーマーでもあるエゼキエルさんが書いたもの。エゼキエルさんもファッションショーの後は洋服に着替え、力強い達筆とともに記念撮影を行いました。

「アフリカ月間 in 神戸」グランドフィナーレのステージ

そんな盛りだくさんのイベントもこれにて終了。しかし、アフリカミーツ関西のイベントは毎年開催されており、2026年も開催地はまだ未定ですが、今年もどこかで催される予定です。

気になった方はぜひ、アフリカミーツ関西の公式ホームページをご確認ください。

当日着付けを担当してくださった先生と、佐竹美都子さんのツーショット

当日着付けを担当してくださった先生と、佐竹美都子さんのツーショット

ご縁を繋いでくださった佐竹美都子さん、ありがとうございました!

協力/かはひらこ
写真/松村シナ
文・構成/苫とり子

2025.10.25

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