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【やぎ座】変わらないこと＝”永遠”が好き 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.7

【やぎ座】変わらないこと＝”永遠”が好き 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.7

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京都きもの市場の膨大な着物・帯・小物のなかから、毎月、その星座に似合うコーディネートをSayaさんが提案していく連載。今月は「やぎ座」です！

2024.11.22

よみもの

【いて座】ここではないどこかを常に夢見る 「12星座で選ぶ、わたしに一番似合う着物」vol.6

それぞれの星座に似合う着物を

「星座ごとに似合う着物」をアストロロジー・ライターのSayaさんと考えるこの連載、今回はやぎ座です。

「やぎ座さんは、変わらないこと＝〝永遠〟が好き。着物にしても、長く使える上質なものを好み、無駄使いや衝動買いはしない。自分が納得したものには惜しみなくお金を遣うけれど、そこに至るまでには、あらゆる面から考え抜きそうです」

とSayaさん。

Sayaプロフィール

Saya プロフィール

1971年、東京生まれ。京都在住。1994年、早稲田大学卒業後、編集者を経て、フリーランスに。2008年より、『エル・デジタル』（ハースト婦人画報社）で星占いの連載を始め、現在も続く長期連載に。2021年より着付けを習い始め、きものの魅力に目覚める。好きが高じて、『LEEweb』（集英社）で「運のよくなるおとなのきもの遊び」をスタート。オール私物できもの体験談を語っている。著書に、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの「物語」を見つけると人は癒される』（説話社）他。

「やぎ座」におすすめのコーディネート

やぎ座

「一回着たら覚えられてしまうようなものは敬遠し、帯合わせによってどんなふうにも変身できる、プレーンなものがおすすめ。色味も、ベージュや黒などを選ばれることが多いのではないでしょうか」

「コーディネートにしても、多色使いはあまり好まないはず。単色はつまらないかな？と帯揚げや帯締めで遊んでみても、結局は、着ていて落ち着くものになっていきます」

【コーディネート1】ゆうな染めのグレーと本結城の帯が溶け合うコーディネート

「ゆうな」で染めた紬糸を用いた、沖縄・久米島の織物。知的な印象を与えるライトグレーが特徴で、それでいて、草木染め特有の柔らかさ、女性らしさも。やぎ座さんのイメージする”シンプルで上質なきもの”にぴったりです。

合わせたのは、本場結城紬の九寸名古屋帯。地機で織り上げられた、ふんわりした風合いがゆうな染めの紬の柔らかさに溶け合いそう。

片間道の構図に織りあらわされた十字絣も、どこか夜空にきらめく星のようで、とても素敵です。

やぎ座のコーディネート①アップ01
やぎ座のコーディネート①アップ02

2020.12.21

よみもの

160亀甲の本場結城紬が誘ってくれた世界 「つむぎみち」 vol.13（最終回）

【コーディネート2】やぎ座女性の健気さを、山口美術織物の付け下げと浅野織屋の帯で表現

可憐な浮線綾柄の刺繍を散らした付け下げは、皇室御用達の山口美術織物さんのお品。香色の地と言い、つつましやかで、やぎ座さんの上品な魅力を引き立ててくれるでしょう。

京都の名門・織楽浅野さんの本家、浅野織屋さんの九寸名古屋帯を合わせてみました。

蝶丸文様の蝶そのままに羽衣のように軽やかなこちらの帯には、タイの黄金繭から取られた糸が使われて、軽量で締めやすく、長年愛用できるはず。

やぎ座のコーディネート②アップ01
やぎ座のコーディネート②アップ02

【コーディネート3】奥順さんの本結城に、藤山千春さんの間道の帯で本物の輝きを楽しむ

利休白茶色の本場結城紬。高機で織られたこちらは、本結城の織元・奥順さんのもの。

何の変哲もないように見えて、きっとどんな帯にもすんなりなじんでくれ、一枚もっていたら、これ以上なく使えるはずです。

合わせたのは、染色作家・藤山千春さんの吉野間道の九寸名古屋帯。
江戸鼠の地色で、シンプルではありながら、クサギ、ヤマモモ、オニユルギなどの草木染め特有の色みが本物の輝きを放っています。

やぎ座のコーディネート③アップ01
やぎ座のコーディネート③アップ02

来月は、「みずがめ座」に似合う着物コーディネートを提案します。どうぞお楽しみに！

2023.07.31

よみもの

人生をともにする”楽器の色”が見たい 〜夢訪庵・桝蔵順彦氏の世界〜 「帯に宿る、わたしだけの物語」vol.6

Sayaプロフィール

この記事の著者

Saya

1971年、東京生まれ。京都在住。
1994年、早稲田大学卒業後、編集者を経て、フリーランスに。
2008年より、『エル・デジタル』（ハースト婦人画報社）で星占いの連載を始め、現在も続く長期連載に。
2021年より着付けを習い始め、着物の魅力に目覚める。好きが高じて、『LEEweb』（集英社）で「運のよくなるおとなのきもの遊び」をスタート。オール私物できもの体験談を語っている。
著書に、『星の道を歩き、白魔女になるまで〜わたしの「物語」を見つけると人は癒される』（説話社）他。

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