商品番号:1573833
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
穏やかな海風がそっと吹き抜ける沖縄の読谷村。
その地に根ざす手織りの美は、遠い昔から現在まで脈々と受け継がれてきました。
本品は、そんな読谷の土地の息遣いをそのまま布に映したような一条。
緯糸を浮かせて模様を織り出す花織の技、
そしてどこか素朴でありながら洗練された配色は、ひと目で読谷花織とわかる品格を宿します。
日常の装いに奥行きを与え、佇まいに静かな品と強さをもたらす一本。
手仕事の確かさと、沖縄の光と風を纏うような心地よさをどうぞ感じてください。
【 お色柄 】
ざっくり、しなやかかつ張りのある地風。
藍の濃淡がやわらかく溶け合う地に、花織紋様が規則正しく並びます。
中央には菱文を基調とした花形のモチーフが置かれ自然を思わせる色が重なり、
手織りならではの揺らぎと温もりを映し出しています。
周囲に配された四つ玉、五つ玉の絣や幾何文がアクセントとなり、
全体を引き締めつつもどこかやさしい表情。
節糸のニュアンスが残る糸遣いは、光の角度で表情を変え、織物としての立体感を一層引き立てます。
沖縄の豊かな自然と、人々が織り続けてきた技が調和し、
手仕事の確かさ、織りに宿る温度、そして読谷の風景までもが感じられるようなひと品。
ぜひ末永くご愛用いただければ幸いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財
沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。
織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、
文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。
また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。