商品番号:1573784
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
二度と同じ型は作られません…
2017年10月24日、惜しまれつつもその永き生涯を終えられました、
今日の江戸小紋の礎を築き、1978年に人間国宝に認定された小宮康孝氏による絶品を仕入れて参りました。
遠目には無地に見えて、近づくほどに浮かび上がる物語性。
目を凝らし、光を受け、角度を変えて初めて現れる世界。
今回ご紹介の一反は、そんな名工が遺した中でも特に希少な意匠の一つ。
遊び心と精緻な手仕事を…是非ともお手元でご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかなちりめん地は藤納戸色を基調として、
生地一面を埋め尽くすのは、極小の点と線で表現された「猿蟹合戦」。
小さな小さな栗や臼など物語の要素が、顕微鏡で覗いたような細かさで染め出されています。
また本品は別誂え八掛付きとなり、
同色で山々があしらわれております。
近い距離では物語が立ち上がり、遠目には静謐な無地感覚として、
後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
【 小宮康孝(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1925年 11月12日生
1978年 重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定
2017年 10月24日没、91歳
人間国宝であった父、小宮康助について修業、
古型紙の収集研究によって、伝統的な小紋型の
復元につとめ、江戸時代から伝わる技術を研究、
継承し手仕事の染として現代まで伝わる基礎を
築いた。
1978年には父・康助についで重要無形文化財「江戸小紋」
技術保持者(人間国宝)に認定され、1985年には第1回
東京都文化賞、1988年には紫綬褒章を受賞。
手がけた小紋柄は100種類以上にものぼり、「花鳥風月」
「大根」「傘」「亀」「小桜」「煙草入れ」など
多種多様な柄がある。
【 経歴 】
1925年 東京市浅草区象潟町に、父康助の次男として生まれる
1938年 葛飾区立尋常小学校卒業、父康助のもとで修業を始める
1942年 関東工科の電機科(定時制)に通う
1945年 戦災で住居板場を失う
1947年 板場を再建する
1950年 今まで使ってきた合成染料を見直し質の良い染料に切り替える
1960年 第7回伝統工芸展 江戸小紋「蔦」初入選
1963年 日本工芸会正会員となる
1967年 和紙の研究開始
1977年 日本橋三越にて「小紋百柄展」開催
1978年 重要無形文化財江戸小紋技術保持者に認定
1988年 東京都近代美術館工芸館「ゆかたよみがえる展」 開催
1997年 第4回かいつしかゆかりの美術家展
「江戸小紋小宮康助・康孝・康正三代展」開催
1998年 勲四等旭日小綬章受章
2001年 東京都名誉都民となる
2011年 葛飾区天文の博物館にて「小宮家のわざと人」 展開
絹100%
長さ約13m 内巾34.5cm (最長裄丈約65cmまで 最長袖巾肩巾32.5cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、お茶席など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)