商品番号:1570984
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーを代表する画家、
アルフォンス・ミュシャ。
パリの舞台女優、サラ・ベルナールのポスターはご存知の方も多いかと存じます。
そのミュシャの令孫でありミュシャ財団代表である、
ジョン・ミュシャ氏による監修による逸品。
織りなしたのは創業は嘉永5年(1852年)、江戸時代末期…
歴史に裏打ちされた確かな技術と高い美意識から生み出される、
ハイセンスなものづくりで魅了する、河瀬満織物でございます。
ミュシャのアートと西陣の感性が重なり生まれた一条。
発表時には織でここまで表現出来るものなのか…と驚愕した記憶がございます。
現在でも未仕立て新品は非常に高額で取引されておりますが、
お仕立て上がりにて…現実的な価格での仕入れが叶いました!
本品は『 黄道十二宮 』と並ぶミュシャ作品の代表作である『 夢想 』に用いられた
花意匠をアレンジしたひと品。
まるでアール・ヌーヴォーの名画がそのまま織物に息づいたような、
圧倒的存在感と曲線美が見事に調和し、まさに『新たなるミュシャの世界観』が形になっています。
古典の枠を超えながらも、きものとしての格式と調和を崩さずに成立させるそのバランスは、
熟練の職人による技ならでは。
個性と品格、他には無い存在感を…
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな帯地は凛とした深い黒色。
所作により奥から宝石のような煌めきを覗かせます。
そこにミュシャを象徴する植物のアーチが大胆に織り出されています。
扇状に開く花柱、曲線を描く蔓草、装飾的に連なる花房――
すべてが滑らかな曲線で統一され、縦方向の流れと左右のリズムが美しい調和を生んでいます。
特に銀糸の使い方は秀逸で、光の角度により繊細に反射し、平面とは思えない立体感を演出。
側面には葉文やアール・ヌーヴォー特有の装飾帯が添えられ、視覚的にも高密度な構成になっています。
シックでありながらも華やぎがあり、フォーマルシーンにも映える格調の高さ。
都会的なモード感を持ちながらも、どこか柔らかな女性らしさを纏わせてくれます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 河瀬満織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2290
1852年(嘉永5年)創業
1852年二代目河瀬米次郎が起業。
伝統産業である着物文化の伝承に力を注ぐことを
念頭に、現在五代目河瀬仁志の元、常に新しい発想で
企画、製作に取り組み、歴史や伝統を重んじながら、
斬新なものづくりを続けている。
ラピスダイヤ引箔、両面本袋一丁引箔、
両面本袋二丁・螺鈿、歌舞伎シリーズ、
三重錦、畦織りなどが有名ライン。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
西陣織工業組合証紙No.2290 河瀬満織物謹製
耳の縫製:袋縫い
六通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、観劇、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。