商品番号:1568799
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の名門「都」より…
希少な西陣の手織り、逸品創作袋帯をご紹介いたします。
本当に丁寧に、時間をかけて織り上げられる特選品。
和紙箔や意匠箔などを絶妙に用い、
とりわけ印象的な表情に仕上がっておりますので、
他にはない、一線を画したものをお探しの方に心よりおすすめします。
洒落訪問着や小紋、御召などのお着物をはじめ、
金の箔糸が用いられておりますが、こういった
表情でしたら、牛首などの光沢があり、力のある
織のお着物とも相性が良い事でしょう。
【 お色柄 】
経糸(たていと)には手で撚られた撚糸を、
また緯糸(よこいと)には特製の太い太い和紙を織り上げてゆきます。
またこの和紙にはシルクリボンと金加工が施され、
他の素材では得られない、独特の表情をかもしだしております。
黒の経糸に金箔糸を撚り合わせ、
お柄には創作性溢れる唐草の横段模様が表されました。
ざっくりとした織り味で溶け合う意匠の個性。
その地風は、決してたやすく真似ることのできるものではございません。
豊かな表現力で創り上げられた、間違いのない逸品です。
織り地は軽やかに、その風格はしっかりと重く、
唯一無二の仕上がりをお楽しみいただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維・和紙除く)
長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、食事会など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織り着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。