商品番号:1568728
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
静かな里の色、紬に宿る…
渋みの中にほんのり静かな華やぎを添える
本場大島紬7マルキカタス式をご紹介いたします!
着る人の所作に合わせて花びらが流れるように映え
深みのある色としなやかな絹の光沢が、秋の光をやわらかく受け止める。
それは、秋の里山をそっと歩く姫彼岸花のような、穏やかで優雅な装いに…
大切な自分へのご褒美として。
母から娘へ、想いを受け継ぐ一枚として。
永遠を纏う静かな贅沢が、あなたの人生をより深く、美しく彩ります。
【 お色柄 】
霧を含んだ朝の光のように、ひそやかな輝きを放つ大島紬。
しっとりと肌に沿う軽やかさ、空気をまとうかのような柔らかさ。
着る人の所作をすべて余韻に変え、歩くたびに光がわずかに揺らめき
何度も袖を通すほど身体になじみ、時間とともに艶を深めます。
お柄には海松茶色の深い地に、流れるような姫彼岸花が咲き揃う意匠。
花びらは軽やかに揺れ、ほんのり紫色の差し色が静かに心を和ませる。
絹の光沢と、しなやかで滑らかな手触りが着る人を優しく包み込み
節のある地風は自然のぬくもりを伝え、着姿に落ち着きと深みある印象を与えるでしょう。
姫彼岸花――別名ダイアモンドリリー
その花は、秋の訪れを知らせると同時に、小さくも凛と咲き、儚さの中に気品を秘める…
ダイヤモンドリリーの花言葉は、
「また会う日を楽しみに」「華やか」「輝き」「幸せな思い出」「忍耐」「箱入り娘」などがあります。
流動的な花びらが風に揺れる姿は、まるで絹の帯と一体になったかのようで
落ち着きの中に優雅を、静かな華やぎの中に女性らしさを。
本場大島紬が紡ぐ、穏やかで心安らぐ秋の装いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:丼鼠色
※パールトーン加工済み
| 身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
|---|---|
| 裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
| 袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
| 袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
| 前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
| 後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせるなど 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。