商品番号:1567235
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
非常に珍しく、美しい一枚を入荷致しました!
今後ますます希少となってくる、桑原啓之介氏の桑原織物より
上品な都城の白大島紬のご紹介です!
本品は一面に込められた多彩な有色絣で繊細な濃淡を表現し、
一部に総絣(本来無地の糸にも絣を施した)も加えた高い織技術の感じられる逸品。
中々見かけないお色で幻想的な面持ちに仕上げた大変珍しい大島紬です。
これほど細やかで多彩な絣の大島紬は見たことがございません!
もちろん、もう織り上げがございませんので…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
さらりとしてしなやかな大島独特の地風。
まるみのある穏やかなお色。
ごく淡い白鼠色の地を埋め尽くすように、
9マルキ式カタスの有色絣と総絣を一面に配し、
モダンな更紗柄を込めた「紫彩」の柄を織り成しました。
青や藤色、緑味のグレーの濃淡を絶妙に使い分け、
まるで染め描いたかのような繊細な表情となっております。
統一感のある彩りの印象で合わせられる帯の種類も幅広いので、
様々なコーディネートで、バリエーション豊かなおしゃれをお楽しみいただけることでしょう。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 桑原啓之介について 】
伝統工芸士
宮崎県都城市の大島名門工房・桑原織物の
二代目伝統工芸作家
【 都城の大島紬について 】
奄美大島で伝統技法を身につけた人々が、
よりよい環境、素材を求めて都城にその
新天地を見出した事に端を発する。
大島紬としては鹿児島、奄美とともに
国の伝統的工芸品に指定されている。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:白鼠色(ぼかし)
ガード加工済
| 身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
|---|---|
| 裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
| 袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
| 袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
| 前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
| 後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。