商品番号:1566962
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
十日町の名門≪青柳≫より…
有名着物雑誌などでも人気の高い、
「櫛引織り」の赤城紬訪問着をご紹介いたします。
この価格でご紹介できるのも御仕立て上がりならでは…!
さりげなく、こだわりを魅せつける大人の女性の趣味性ある一枚として、
お集まりや観劇、軽いパーティーまで帯次第で表情を楽しんでいただけることでしょう。
十日町の名門が織りなす洗練された素敵な着こなしをご満喫くださいませ。
【 お色柄 】
経緯ともに節の風合いが浮かぶ味わい深い藍媚茶色の紬地。
かすかな透け感のある櫛引織の部分を暈し染め、
そこに小花をあしらった円模様をふうわりとあしらいました。
まるでレース使いのように透け感をもって織り上げられた櫛引の軽やかさ…
さざなみのように揺れるその地風は、一目一目実に繊細に織り糸を上下させ、
遠目になんとも言えぬまろやかな表情に満ちています。
草木染ならではの味わい深い彩り、その美しさ…
織りからも染めからも、創作力の高さを感じさせます。
八掛には、源氏車に桜のお柄が染め出されております。
青柳ブランドの美しい感性光る作品をどうぞご堪能くださいませ。
さりげない意匠性は飽きもこず、末永くお召いただけます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 櫛引織りについて 】
櫛引織りは織物の常識を覆す、糸が揺らぐ特許取得の技法。
能の装束の一つにある「水衣」に魅せられたことから始まって創作されたお品です。
着装に耐えうる着物素材として、復元できないかと20年以上試行錯誤を繰り返し、
そして創作されたさざなみのように揺れる他にはない地風…
糸を自由に動かして織り上げられる、独特の表情が特徴です。
【 きものの青柳について 】
十日町の染元
1938年(昭和13年)創業
創業者は青柳大喜(喜は七文字3つの旧字体)
創業以来、伝統の技術をいかしながら
決して人と同じものはつくらず、オリジナリティのある
きものをつくることをモットーに、ものづくりを
続けている。
1980年頃から、より複雑で高度な複合加工の
きもの創作に力を注ぎ、工房内での手業の
一貫作業システムを構築。
特に「桶染め」などの絞りや染めに関わる
選び抜かれた職人達を中心に育成し、
産業通算大臣賞を初めとする多数の受賞歴がある。
大喜百花、慶琳寛、創柳庵、本桶辻ヶ花などの
ブランド、櫛引織や志ぼり刺繍飛香(ひぎょう)
などの特許技術がある。
【赤城紬について】
新潟県十日町市で織り上げられている、
群馬県産(赤城山の麓)の蚕の玉繭だけを用い製織された紬。
生繭を原料とした手座繰りの1本引きにする糸を
精錬せずに蚕の作った自然のままに用い、
熟練した技法で織布する。
ヨコ糸に赤城糸と玉糸とを交互に。
タテ糸には手紡真綿糸を使用し織り上げられており、
ふっくらとした風合いが特徴の織物です。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※カラー胴裏で仕立てられております。
※ガード加工済み
| 身丈(背より) | 161.5cm (適応身長166.5cm~156.5cm) (4尺2寸6分) |
|---|---|
| 裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
| 袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
| 袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
| 前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
| 後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 洒落袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。