商品番号:1566510
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
格式と存在感、伝統美をそのまま帯に…
深く鮮やかな猩々緋色の帯地に、献上柄が規則正しく浮かび上がる
特選博多織八寸帯をご紹介いたします。
締めた瞬間から凛とした雰囲気が漂い、一目置かれる存在感。
博多織の光沢と張り感が着姿を美しく整え、女性らしい品格と力強さを兼ね備えた印象を与えます。
【 お色柄 】
しっかりと張りのある生地は、帯として結んだときに美しい形を保ち、安定感のある結び心地を生み出します。
触れるとしなやかで滑らか、しかし軽すぎず重すぎず、絶妙な肌触りが手に伝わる。
締めた瞬間、帯はまとう人の背筋に沿い、着姿を凛と整えます。
猩々緋色の帯地に、博多織ならではの献上柄を施した八寸帯。
赤の深みと、献上柄の幾何学的で規則正しい意匠が、着姿に凛とした存在感を与えます。
博多織特有の締めやすく丈夫な織りは、お着物初心者さんにも大変おすすめのお品です。
伝統的な献上柄は、見る人に気品と歴史の趣を伝え、まとう人の装いを格上げします。
猩々緋の帯地が華やかさを添えつつ、控えめで上品な印象を保つ、まさに大人の女性のための一条です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
全体にうっすらと汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.2m
全通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物、浴衣など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。