商品番号:1566411
(税込)
(税込)
----------------------------------------------------------------------------
(サービス内容)
・海外縫製
・仕立て前加工(湯のし、手のし、地入れなど)
・正絹胴裏
・正絹八掛
※国内手縫い仕立ては差額を頂戴して変更させて頂きます。
※紋入れは別途料金を頂戴致します。
※撥水加工(ガード加工、パールトーン加工)は別途料金を頂戴致します。
※袷と単衣の差額のご返金はございません。(単衣の場合は衿裏と居敷当がサービス対象となります)
----------------------------------------------------------------------------
【 仕入れ担当 田渕より 】
繊細な線の重なりのみで表情を描き出すその構図には、
古典の意匠に通じる奥ゆかしさと、現代的な造形感覚が見事に共存。
余計な装飾を削ぎ落とし、線の揺らぎそのものを美とした意匠は、
名門らしい色と構成の絶妙な均衡を保ち、品格と知性を静かに映し出します。
言わずとしれた京友禅の名門、染の北川より
一方付け(仕立てあがるとお柄が全て上方向に向くように配された柄付)の特選小紋を仕入れて参りました。
残念ながら、職人さんの後継者不足などで現状のものづくりが続けられず、
廃業されてしまい、市場には残された僅かなお品物のみとなっております…
どうぞお見逃しないようご覧くださいませ。
【 お色柄 】
所作により微かに艶めきを放つ、丹後の紋意匠地。
地色は深みある葡萄茶色を基調として、
極細の白線が連なり、まるで風に揺れる水面や、山肌にかかる雲の流れを思わせる抽象的な文様を描き出しました。
ゆらぎとリズムを持って重なり合い、染の濃淡が織りなす陰影が生地の奥行きを際立たせています。
合わせる帯のお色柄を選ばず、季節や場面を問わず長く愛用できるひと品。
纏えばその内面に寄り添い、静かな気品を纏わせる一枚です。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)