商品番号:1566046
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
遊び心あふれる夏袋帯…
質の良い夏物を多く制作されている西陣の名門『姫野織物』より、
夏姿にも趣味性薫る、涼やかな紗袋帯のご紹介です!
夏野菜の素朴な表情がなんとも粋な雰囲気を纏う
洒落感たっぷりの袋帯でございます!
どうぞごゆっくりご覧くださいませ。
【 お色柄 】
サラリとしてハリのある、象牙色の優しい帯地。
意匠には、浅縹色と褐色の「茄子」の創作柄を表しました。
茄子は、「成す」という言葉にかけて子孫を成す、財を成す暗示とされてきたり
昔は茄子が高級な野菜であったため、初夢に出てくるとその人の価値も高まる
実りの多い一年になるとも言われてきた縁起の良いお柄です。
古典のテイストも含みつつ、織元の遊び心を含んだ表情は、
お手元にてきっと満足して頂けることでしょう。
夏のお着物とのコーディネートで、
豊かな趣味性をお楽しみくださいませ。
お手元でご愛用頂ける、お気に入りの一品となれば幸いです。
どうぞこの機会をお見逃しなく!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.555 姫野織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街歩き、お出かけ、お食事、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 洒落訪問着・付下げ、色無地、小紋、織の着物など