商品番号:1565022
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
かの浦野理一氏に師事され、2015年に
お亡くなりになられた琉球紅型の女流作家
【 故:伊差川洋子 】氏が設立された
【 伊差川紅型工房 】より、深く落ち着いた
彩りで味わい深いお柄を染めあげた
琉球紅型九寸名古屋帯のご紹介です。
洋子氏の作品らしいタッチに、おさえた彩りが
印象的な仕上がりのお品で、小紋や織のお着物、特に花織や
琉球かすりをはじめとする同じ琉球の染織品、牛首や結城、
大島などの力のある織のお着物にあわせて、その魅力を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
シボ感豊かな伊と幸ブランドの縮緬地を
濃い辛子葱色に染め上げ、濃藍、臙脂、牡丹、樺茶、
蓬、消炭などの彩りで、花に扇、海藻や貝などを寄せた
海賊のお柄がバランス良くあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 伊差川洋子について 】
琉球紅型の染色作家
古琉球紅型浦添型研究所会長
伊差川洋子染色工房主宰
15世紀前に浦添地方で発達し、現在は
途絶えてしまった紅型の素型である「浦添型」
又は「蒟蒻型」と呼ばれる、蒟蒻に顔料を混ぜて
表現する「摺り込み」の技法を研究、復元した。
【 経歴 】
1946年 沖縄県那覇市に生まれる
1967年 女子美術短期大学卒
染織家 浦野理一氏に師事
1972年 友禅、染色デザインの仕事を経て帰沖
1976年 第一回個展(沖縄物産センター画廊)
1981年 沖縄県工芸公募展優秀賞 沖展奨励賞
1985年 新人染織展入選 びんくらふとギャラリー設立
1990年 クラフトセンタージャパン評議員
1993年 第5回個展「おきなわ花暦」(リウボウ美術画廊)
1994年 西部工芸展初出品・沖縄県知事賞
1995年 沖縄タイムス芸術選賞 工芸染色部門奨励賞受賞
1999年 第54回 新匠工芸会新人賞
2000年 沖縄県立芸術大学、非常勤講師委嘱
2001年 第6回アジア工芸展FBS福岡放送賞受賞
マレーシア「ワールド・エコファイバー&テキスタイル・
フォーラム2001」に参加
2004年 浦添型の作品を発表
2015年 12月23日死去、享年69歳
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約3.59m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄 ※タレ先無地、手先柄(果紋:はてもん)なし
※染の特性上、色の濃淡、かすれ、若干のにじみなどございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。