商品番号:1564971
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
京友禅のかくれた名門【 尾嶋商店 】の
染色作家【 尾嶋邦 】氏によるフォーマルの
お席にご出席いただくのにふさわしいデザインの
特選訪問着のご紹介です。
上品会と並ぶ、京都の一流作家の逸品が集まる美展。
その美展の作家でもあり、前京都染色美術協会会長でもある
尾嶋邦氏による、手加工友禅に、手刺繍がそえられた
表情豊かなお品。
統一感のある色使いと金駒刺繍が美しい仕上がりで
流行り廃りなく末永く、フォーマルシーンに
品良い着姿をお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
さらりとして、程よく厚みのある地風の縮緬地を
クリーム色に染めあげ、オフホワイトをメインに藤、
白緑に金彩と金駒刺繍を用い、亀甲や蜀甲などを込めた
エ霞に飾り紐がゆったりとあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 美展について 】
1927年(昭和2年)に染織逸品会として創設された。
第二次世界大戦下では休会されたが、絹、人絹の
統制が解除された1953年(昭和28年)より復活。
1979年(昭和54年)に100回を迎え今日に至るまで
本物志向の消費者動向をいち早く捉えると共に、
染織技術の向上と優れた染織作家の育成に努めている。
歴代の出展品には中川華邨をはじめ、羽田登喜男、
木村雨山、松井青々、松井佚鴦、二代上野為二など
そうそうたるメンバーの作品が出展されていた。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
| 身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
|---|---|
| 裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
| 袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
| 袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
| 前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
| 後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分) 袖丈53.5cm(1尺4寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向きの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。