商品番号:1564540
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【 仕入れ担当 田渕より 】
名匠の意匠と老舗の技が一体となった逸品…
京友禅界の巨匠・初代由水十久の理念を継ぎながら『二代目由水十久』は古典美を尊びつつも
大胆で洗練されたデザインを提案し続けています。
繊細な色彩感覚と構図は、静けさの中に確かな華やぎを宿し
「現代の京友禅を芸術の域へ高めた」と評される存在。
その監修が入る帯は、意匠性と格調の保証として多くの愛好家から特別視されています。
また、京都・西陣で数百年の織の系譜を受け継ぐ
老舗工房『長嶋成織物』は精緻な箔使いと、緯糸の陰影を活かした独自の織りは、
「織の宝石」と称されるほど…
本加賀友禅界の巨匠の代表的な童児の作品集を、
西陣の老舗が、伝統の織り技法にて細緻に表現した贅沢な一条。
なかなか巡り合うことのできない作品につき、お早めにご検討くださいませ!
【 お色柄 】
西陣織は、ただの織物ではありません。
それは、光と時間と、職人の祈りが織り重ねられた芸術。
しっとりとした手ざわり、けれど決して柔らかすぎず
帯として締めたとき、体にぴたりと沿い、形を美しく保つ安心感。
それは何百年もの間、格式を守りながらも進化を続けてきた西陣の織の魂が息づいているからこそ。
地色の藍墨茶の深みを背景に、童子が掌にそっと鶯を休ませている姿が織り出された
まるで静寂の春を一幅に封じ込めたような意匠美…
鶯は古来「春告げ鳥」として吉兆や新たな始まりの象徴。
その小さな姿には、季節の移ろいを知らせる喜びと、自然の中にある瑞々しい生命の息吹が宿ります。
裏面はやわらかな生成り色を基調に、涼やかな若芽色などの縞が
まるで風が通り抜けるようにまっすぐ伸びたすっきりとした意匠。
春夏の軽やかな装いにはもちろん、秋冬の濃色の着物に合わせても爽やかさを添えてくれます。
控えめながらも、帯の表情を自在に変えられる二面の愉しみを実感いただける一条です。
早春の茶席や観劇、格調あるお食事会など、季節感をさりげなく添えたい場に最適。
装う人自身が新しい季節の訪れを告げるような清々しい着姿を叶えます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 長嶋成織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.114
1948年(昭和23年)創業
「ながしま帯」のブランドを有する京都・西陣屈指の
高級帯を製織する織元。
戦前より袱紗制作を生業としていたが、
1948年に長嶋成介が帯地製造を開始。
1975年に看板品とも言える、蒔絵技法の瀞金を
モチーフにした瀞金錦を開発。
瀞金箔、瀞本金箔、瀞銀、瀞銀錦、泥銀などの
商標登録および、織物の織幅調整方法の
特許を得ている。
精緻な織柄や繊細な色合いを出すため、
工房には2万5千色以上もの糸を保有しており、
イメージに合う糸がなければ新しい糸を追加する
徹底したものづくりの姿勢をつらぬいている。
【 沿革 】
1948年 創業 長嶋成介により帯地製造
1965年 帯地に於ける900ジャガード導入の先駆をなす
1966年 若松華瑶を旗頭とする願原荘の文様を手がける
1967年 重厚華麗な能衣、桃山調の製織に力を注ぐ
1975年 漆芸における蒔絵の技法より「瀞金」(どろきん)を開発
1976年 引箔に「瀞金箔」をもちいる
1984年 「瀞金箔」「瀞本金箔」が商標登録される
1985年 「瀞金」「泥金」が商標登録される
1986年 「瀞金錦」「瀞銀箔」「瀞本銀箔」が商標登録される
1987年 「瀞銀」「瀞銀錦」「泥銀」「天目箔」が商標登録される
1988年 「本金錦」が商標登録される
1989年 織物の織幅調整方法及びその装置と扇骨状筬で特許取得
1990年 「日本の名品」シリーズに着手
1994年 「ながしま帯」「長嶋成織物」が商標登録される
1995年 多丁杼力織機による縫取紋様における
色糸使用量の測定方法で特許取得
1996年 きもの事業部を発足し「瀞金友禅」「ながしま友禅」を開発
1997年 「翔鳳錦」が商標登録される
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お食事、行楽、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。