商品番号:1556072
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
夏の定番、王道ともいえる…透け感美しい紗の風情。
涼を感じさせるさわやかな地風が魅力的な
博多織の紗献上の八寸帯名古屋帯を芯入りの
名古屋帯仕立てにてお誂えされたお品。
帯芯が入っておりますので、九寸帯のような
感覚でお締めいただけ、単衣、盛夏の時期の
カジュアルシーンに重宝していただけることでしょう。
織の美しさが引き立つシンプルな意匠は、盛夏の陽射しにも負けない知的な存在感を放ちます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっかりとハリのある墨黒の紗地をベースに、
地色よりやや明るいトーンの消炭とオフホワイトのみの
糸使いで、やや凹凸のある格子が一面に織りだされております。
視線を穏やかに導くそのデザインは、端正で洗練された印象。
紗織の透け感が盛夏の光を受けて美しく浮かび、単衣から盛夏までの装いを粋に彩ります。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.7m
全通柄
※帯芯入り名古屋仕立て
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。