商品番号:1520421
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
贅沢な夏きもの。
その中でも特に肌に心地よい小千谷縮。
昔からの技法を守って織り上げられた…特選小千谷縮でございます。
緯糸に強い撚りをかけ「しぼ」というシワを出す麻織物、小千谷縮。
無地や縞、単純な絣模様のお値打ちなお品はよく出回っておりますが、
本品のように、細緻な文様を織り出したお品は、今となっては希少品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
夏の涼感。
涼やかで素材感ある、黒に近い濃紺色の麻地。
ちぢみならではのシボとあいまって、
本当に美しい透明感をかもし出しております。
その地に繊細な絣を用いて雪輪の絣模様が表現されました。
あくまでもサラリとした色彩が、夏場にふさわしい涼やかな風情です。
丹念に、少しずつ織りすすめられたことが一見してわかる仕上がりです。
織りあがった反物はシボを出すために湯もみされ…
美しく晴れた冬の日に、一面真っ白な雪の上に晒されます。
これが、伝統の雪晒し。
太陽と雪の自然作用で布は雪のように白くなり、独特の風合いが生まれるのです。
数反しか織り上げられないのは、織り子がおらず、手間がかかりすぎるため。
量産できるものではなく、すぐには織り上げることができません。
麻という植物が一反の美しい織物になる奇跡を、
すっと通る涼やかな風にのせて、そのまま肌上に感じていただけることでしょう。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
表:麻100% 衿裏:絹 (縫製:手縫い)
※居敷当付き
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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